長編アニメーション映画 『ふれる。』が、2024年10月4日(金)より全国公開。King & Princeの永瀬廉、坂東⿓汰や前⽥拳太郎らが声優を務める。

長井龍雪×岡田麿里×田中将賀のオリジナル長編アニメーション

2011年からテレビアニメとして放映され、“平成で一番泣けるアニメ”として社会現象を巻き起こし、2013年に劇場版が公開された「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」や、実写映画化もされた「心が叫びたがってるんだ。」、切なくてちょっと不思議な“二度目の初恋”を描いた『空の青さを知る人よ』。映画『ふれる。』は、そんな心揺さぶる青春3部作を世に送り出した監督・長井龍雪、脚本・岡田麿里、キャラクターデザイン・田中将賀の3人が贈るオリジナル長編アニメーション映画だ。

幼馴染3人組と“人の心をつなぐ”不思議な生き物「ふれる」の物語

描かれるのは、ハリネズミのような不思議な生き物「ふれる」が持つテレパシーに似た力によって結び付けられた、幼馴染3人の物語。同じ島で育った小野田秋(おのだあき)・祖父江諒(そぶえりょう)・井ノ原優太(いのはらゆうた)は、趣味も性格も異なるが、「ふれる」の力により、互いの体に触れ合うことで相手の⼼の声を聴くことができた。それは誰にも知られていない、3⼈だけの秘密だった。

「ふれる」に隠されたもうひとつの力とは？

秋たちが生まれ育った島伝承の生き物「ふれる」。大人になった彼らは、20歳になって上京し、東京・高田馬場で3人と1匹の共同生活を始める。バーでのバイト、不動産会社の営業、服飾デザイナーの専門学生と、それぞれの生活はバラバラだが「ふれる」のおかげでいつも心は繋がっていた。しかし、「ふれる」に隠されたもうひとつの⼒によって、永遠に続くはずだった3人の友情に陰りが生じていく……。

映画『ふれる。』キャラクター紹介

小野田秋…永瀬廉
バーでアルバイトをしている20歳。不愛想かつ無口な高身長イケメン。幼い頃から口下手で、口より先に手が出てしまうことがある。諒と優太とは島の幼馴染。

祖父江諒…坂東⿓汰
不動産会社の新卒社員。体育会系で明るい性格のため、秋と優太にとっては面倒見の良いお兄さん的存在。

井ノ原優太…前⽥拳太郎
デザイナー志望の服飾専門学生。小柄でジェンダーレスな空気を纏う。コンプレックスを多く抱えており、たまに卑屈気味な一面も。

鴨沢樹⾥…⽩⽯晴⾹
20歳。芯の強い姉御肌で奈南のボディーガード的な存在。ストレートな物言いで、少々強引な場面も。

浅川奈南…⽯⾒舞菜⾹
20歳の元服飾専門学生。誰にでも優しすぎるが故に、八方美人な一面を持つ。樹里とともに秋たちと出逢い、交流を深めていく。