展覧会「ダリとハルスマン」が、福島の諸橋近代美術館にて、2023年4月20日(木)から6月25日(日)まで開催される。
大きく見開いた目に尖った口ひげ──ダリの典型的なイメージを浸透させることになったポートレートを撮影したのが、写真家のフィリップ・ハルスマンだ。ハルスマンの撮影した画像は長きにわたって世界中の雑誌の表紙を飾り、なかでもアメリカの雑誌『ライフ』における起用数は、同誌史上最多の101回に上るという。
1930年代より写真家として活動し、アルベルト・アインシュタインやマリリン・モンローといった著名人のポートレートを数多く撮影したハルスマンは、ダリと37年間にわたって友好を深め、共同制作を行ったのだった。
展覧会「ダリとハルスマン」では、ふたりの交友の軌跡に着目しつつ、共同制作された作品を一挙公開。また、ダリの絵画制作との比較や、ダリとハルスマンの創作活動に通じる現代の写真作品にも光をあてる。
展覧会「ダリとハルスマン」
会期:2023年4月20日(木)~6月25日(日) 会期中無休
会場:諸橋近代美術館
住所:福島県耶麻郡北塩原村大字桧原字剣ヶ峯1093-23
開館時間:9:30~17:00(入館は閉館30分前まで)
観覧料:一般 1,300円(1,000円)、高校・大学生 500円(300円)、中学生以下 無料
※( )は20名以上の団体料金
※身体障がい者手帳、療育手帳、精神障がい者保健福祉手帳の提示者および付添者1名は無料
※本展は、2020年に会期短縮となった展覧会の再開催。
【問い合わせ先】
諸橋近代美術館
TEL:0241-37-1088