レインメーカー(RAINMAKER)の2017年秋冬コレクションは、日本を含めた東洋、そして西洋のクラシックな衣類の構造や設計思想に鑑み、それでありながら独自の解釈を加えることで、今の時代にも合う機能とフォルムの再定義を試みた。
生地では、300年以上の伝統を誇る西陣織の老舗『細尾』が新たにディレクションを手がける生地ブランド『TANGO TANGO』の生地も使用。そのほか、オリジナル制作したマスチェックツイード、ボア+フィルムなどのボンディング素材など多種多様な素材を使用。
もう1つの見ごろ路は、和装からインスピレーションを受けた直線的カッティングや構造、ゆとりや可変性を施したアイテムがあること。フロックコートから発展させたロングジャケットなど、意匠面でも和洋・新旧を折衷しながら、現代に相応しいリアルクローズとなっている。
レインメーカー(RAINMAKER)は京都を拠点とするファッションブランド。
2013-14年秋冬シーズンにデビュー。主にメンズウェアを展開している。デザイナーの渡部宏一(Koichi Watanabe)はN4(エヌフォー)の立ち上げメンバー。N4で活躍後、自身のブランド「レインメーカー」を立ち上げる。
2013年秋、京都に旗艦店をオープン。20...
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