1881年、フィンランド南部にあるイッタラ村のガラス工場でスタートした。
イッタラ(iittala)は、フィンランドで生まれたライフスタイルブランド。
核となる理念は、食事するときや、雰囲気を変えたいときなど、毎日の生活のどんなときにも、そこに楽しみと喜びをもたらす、美しく機能的で、丈夫な製品を提供すること。アートとデザイン、そしてクラフトマンシップが融合したプロダクトを提案。モダニズムや機能主義が隆盛となる1930年代から1940年代にかけて国際的に飛躍し、長年にわたりフィンランドデザインの象徴としてデザイン界を牽引している。
イッタラの商品は既に家にある他の商品だけでなく、他のシリーズとも組み合わせられるようにデザインされている。また、イッタラのコレクションには新しいデザインだけでなく、80年以上前からあるデザインも含まれている。また、マウスブローのガラスに始まるガラスづくりのパイオニアとしての伝統、クラフトマンシップも大切にしている。
過去には、イッセイ ミヤケやミナ ペルホネンといったブランドともコラボレーションしてきた。また、アーティストとコラボレーションしたアートピースも制作。
2021年、世界初となるカフェを併設した直営店「イッタラ表参道 ストア&カフェ」を東京・表参道の商業施設「GEMS 青山クロス」内にオープン。
2023年、ヤンニ・ヴェプサライネン(Janni Vepsalainen)がクリエイティブ・ディレクターに就任。ファーストコレクション「イッタラ プレイ(Iittala PLAY)」を2024年3月下旬より発売。
2024年2月、イッタラのロゴを一新。また、新ブランドカラーとして窯で溶融しているガラスの鮮やかな色、ファイアーイエローを採用。新ロゴはグラフィックデザイナー アレクシ・タンミが手掛け、タイポグラファーのヨーラン・セーデルストロムとともに制作した新フォント「アイノ(Aino)」も登場している。