2017年1月、石田栄莉子と清水亜樹が「マリオン ヴィンテージ(MALION vintage)」をスタート。
「マリオン ヴィンテージ(MALION vintage)」は日本のファッションブランド。シェル(cher)でデザインを担当していた石田栄莉子と販売を担当していた清水亜樹が、2017年1月よりスタートさせた。
ブランド名「マリオン ヴィンテージ」に用いられた「マリオン」とは、ヨーロッパの人名「マリア(MARIA)」と「マリオ(MARIO)」とを掛け合わせた⾔葉から生まれた。MARIONと表記せずに「R」を「L」に変換することで、「RIGHT」から「LEFT」へのシフトという意味を持たせ、曖昧な新しい形を目指すブランドの方向性と重ね合わせた。
洋服は、マスキュリンとフェミニンを掛け合わせてデザイン。メンズライクなものを好む石田栄莉子と、レディライクなテイストを好む清水亜樹の感性を融合させている。
特徴的なのは、ヴィンテージのファブリックにこだわっていること。洋服をデザインする前にバイイングすることから始め、メンズのツイードジャケットやフィッシャーマンニット、デットストックのシーツなどのヴィンテージアイテムを買い付け、それらを再構築することで洋服を作り出している。そのため、1点ものの商品も展開されている。
2017-18年秋冬コレクションよりルックブックを撮影。2018年春夏には全20型にも及ぶ新作を展開している。国内では伊勢丹新宿店を始め、オンラインストア、全国の取扱店舗にて展開。
2017年12月、ブランド1周年を記念してランウェイショーを東京・Hotel CLASKAにて開催。2018年春夏コレクションに、ショーのために作った特別なピース、OMEAL THE KINCHAKUやEICAとのコラボレーショングッズも交えてショーを展開した。