2014年に、フランス・パリでニウク(NÏUKU)誕生。2018年に創業者が抜け活動を休止している可能性が高い。
ニウク(NÏUKU)は、フランス・パリのファッションブランド。アフリカ系のレニー(LENNY)とカディアタ(KADIATA)という男女2名のデザイナーにより設立された。
クリエイティブディレクターのカディアタはパリのSTUDIO BERCOTでファッションを勉強する為、西アフリカのモーリタニアからパリに移住。プレスオフィスでインターン時にレニーと知り合う。この時レニーは既にファッション、ビューティー関連のコンサルタントとしてキャリアを積み始めていた。この出会いをきっかけにお互いのユニークなアイデアとその中で生まれる企画と思考が幾つも重なり2014年にニウク(NÏUKU)を立ち上げる。
ブランドのベースは二人の故郷であるアフリカにあり、これにフレンチカルチャーとトランスジェンダー、ユニセックスにもある二面性をミックスしたピュアでミニマルなスタイル提案を目指している。ベーシックなラインナップだが絶妙なサイズバランスや色合いで独自ユニセックススタイルを提案するコレクション。
ブランド名である「NÏUKU」はカディアタ(KADIATA)の名前の一部から引用。彼女が祖母から受け継いだ名前で故郷西アフリカのフラニ言語で両極端という二面性の意味を持ち、ブランドコンセプトとリンクする言葉である。
2016年秋冬シーズン、日本本格上陸を果たす。限定店舗にて8月下旬より ニウク(NÏUKU)によるディスプレイでのコーナー展開が決定。2016年6月、パリ メンズ ファッション・ウィーク中に初めてのプレゼンテーションを開催。9月には初の「NÏUKU store」をパリにオープンする予定となっている。
2017年春夏シーズン、バスクチュールを復活させるかたちで新ライン「バスクチュール ニウク(BASSCOUTUR NÏUKU)」が誕生。誰もが知っているアイコニックなアイテムを解体し、時代に合わせて再考し、再構築することをコンセプトに生まれた。そして、その過程では決して余計なものは足さず、繰り返さず、何かの真似はしないことをモットーにしている。
2018年、レニーがブランドから脱退。「バスクチュール ニウク」はバスクチュールとして活動を続けることとなった。
ニウクはブランドを終了したと言われている。