1999年、加藤博(Kato Hiroshi)が自身のブランド「KATO`(カトー)」を立ち上げる。
KATO`は加藤博(Kato Hiroshi)が1999年に立ち上げたデニムを中心とするブランド。
ベーシックなデザインに、選び抜かれた素材を使用したKATO`の服は、アメカジやアメトラ(アメリカントラディショナル)といった雰囲気。
“TOOL PROJECT”というコンセプトは、着る人が着込んでいくことで完成する服であることをあらわしている。
■ブランドコンセプト
KATO`の服達は5感で感じる服である。
長年、世界のデザインシーンでデニムを中心にして活躍してきたデザイナー、
加藤博が手がける自身のブランド「KATO`」。形、生地、縫製、洗い、
すべての要素が重り、それらは着込むほどに持ち主と同化し変化してゆく。
それは偶然ではなく、KATO`のもっとも得意とする仕掛け(トリック)が随所に施されているからである。
KATO`に袖を通した瞬間に感じるでしょう。
その着心地、その面白さ。
■デザイナープロフィール
加藤博(Kato Hiroshi) 1961年、京都府出身。
1988年、フランスのet vous(エヴー)のメンズラインの立ち上げの際、ブランド開設時のデザイナーとして携わり、別メインブランドのOPOXのデザイナーとして携わっていたアドリアーノ・ゴールドシュミット(AGやゴールドサインなど自身のデニムブランド以外にも数多くのデニムブランドを手掛けた有名デザイナー)と出会う。
1991年、倉敷紡績(クラボウ)の素材開発プロジェクトを手掛け、主にデニム素材の開発を行う。同年、アメリカの大手百貨店Nordstrom(ノードストロム)のオリジナル商品企画開発にも携わり、洗いの掛かったシャツを一般市場に広く受けいられる商品として世界に広めた。
1994年、有限会社チームキットジャパン設立。
1995年、セレクトショップtiticacaをオープン。
1998年、イタリアのテキスタイルメーカーLEGAR s.p.aのテキスタイルアドバイザーとして契約。主にデニムカジュアル素材の開発を行う。同年、イタリアのアドリアーノ・ゴールドシュミットと契約し、同ブランドのプレミアムライン「5Senses」を手掛ける。またGAPのプレミアムデニムライン「1969JEANS」の企画に携わる。
1999年、自身のブランド「KATO`」立ち上げ。同年、ニューヨークのデザインチームDDC.LABのデニムラインの開発・生産に携わる。
2000年、ポロ ラルフ ローレンのプレミアムカジュアルライン、RRLブランドの企画・日本生産に携わる。同年、有限会社チームキットジャパンを株式会社チームキットジャパンとする。
2004年、インドのテキスタイルメーカーARVINDのプレミアムラインのデニム素材開発アドバイザーとして契約。
2006年、ポロ ジーンズの日本企画商品開発に携わる。
2007年、KATO`のプレミアムライン「AAA(トリプルエー)」立ち上げ。
2008年、KATOの世界観を十分に表現したセレクトショップ「MUSEUM OF YOUR HISTORY 北山店」をオープン。レディースブランド「GRANDMA MAMA DAUGHTER(グランマ ママ ドーター)」を立ち上げ。
2009年、「Le Passe-temps Blue」を立ち上げる。同年、株式会社タイタックと業務提携し、株式会社チームキットを設立。京都・北山に続く2店舗目となる「MUSEUM OF YOUR HISTORY 御幸町店」をオープン。
2010年、オンリーショップ「GRANDMA MAMA DAUGHTER」オープン。