阪急うめだ本店では、石川県の食と工芸を紹介する催事「第38回 旨し、美し。金沢・加賀・能登展」を、2023年1月11日(水)から18日(水)までの期間で開催する。
開催38回目を迎える「旨し、美し。金沢・加賀・能登展」は、加賀百万石の歴史・伝統・文化を身近な暮らしの中に受け継ぐ、石川県の食と工芸に特化したイベント。今回は、素材・技術・伝統にこだわったプレミアムな逸品や、人気エリア金沢の老舗や気鋭ショップのスイーツなどを販売する。
日本三大銘菓のひとつである「長生殿」を製造・販売する和菓子の老舗「森八」からは、本展のために作り上げた限定商品「プレミアム上生菓子」が登場。能登大納言をはじめとする石川県の代表的な素材と技術を駆使した、プレミアムな生菓子だ。
また、大正八年創業の老舗醤油蔵「ヤマチ醤油」も出展。乳酸菌や酵母菌が棲みつく杉樽木桶でじっくりと熟成させた醤油やドレッシングに加えて、石川県を代表する伝統的な発酵食品「かぶら寿司」、天然の能登産寒ぶりを使ったたたきなども用意している。
このほか、“にし茶屋街”の隠れ家的寿司屋「鮨きしん」、収穫後の低温貯蔵で甘みを倍にした能登焼き栗のペーストを味わうスイーツ「<和栗白露>橡(つるばみ)」、真冬でも美味しく食べられるかき氷「<苺菓子りつか>いちごのスパークリングかき氷 銀朱(ぎんしゅ)」など、伝統の逸品から革新的なスイーツまで、様々な食が揃う。
工芸品の中で特に注目したいのは、髪の毛程度しかない線を幾重にも描いて模様を浮かび上がらせる伝統技法・赤絵細描(あかえさいびょう)を駆使した九谷焼だ。その第一人者である福島武山に師事した、7名の女性作家の作品約80点が展示販売される。
「第38回 旨し、美し。金沢・加賀・能登展」
開催期間:2023年1月11日(水)〜1月18日(水)
会場:阪急うめだ本店 9階催場