特別展「ポンペイ」が、九州国立博物館にて、2022年10月12日(水)から12月4日(日)まで開催される。
紀元後79年、ヴェスヴィオ山の噴火によって埋没した古代ローマの都市、ポンペイ。火山灰に埋もれていたその遺跡には、当時の建造物や出土品が良好な状態で保存されており、ローマ帝国の都市として繁栄していた頃の人びとの生活空間を今に伝えている。
特別展「ポンペイ」では、ポンペイ遺跡の遺物を収蔵するナポリ国立考古学博物館のコレクションを中心に、日本初出品を含む約120件の出土品を公開。当時のヴェスヴィオ山の豊穣を伝える唯一のフレスコ画《バックス(ディオニュソス)とヴェスヴィオ山》をはじめ、モザイク画やフレスコ画、彫刻、工芸品の名品、そして器といった生活用品など、当時の社会と文化、人びとの暮らしを伝える作品を展示する。
また、会場内では、ポンペイの代表的な3つの邸宅の一部を再現展示するほか、約2,000年前の火山噴火時におけるポンペイの様子や、18世紀以行われるようになった発掘について、映像素材を用いた展示も行う。
特別展「ポンペイ」
会期:2022年10月12日(水)~12月4日(日)
会場:九州国立博物館
住所:福岡県太宰府市石坂4-7-2
開館時間:9:30〜17:00(金・土曜日は20:00まで)
※入館はいずれも閉館30分前まで
休館日:月曜日(11月28日(月)は開館)
観覧料:一般 1,900円(1,700円)、高大生 1,200円(1,000円)、小中生 800円(600円)
※( )内は前売料金(販売期間は9月1日(木)~10月11日(火))
※上記料金で4階「文化交流展(平常展)」も観覧可(11月20日(日)までは、特集展示「御所の器 ─ 公家山科家伝来の古伊万里」を開催)
※大学生以下は学生証や生徒手帳を持参
※未就学児、障害者手帳などの所持者およびその介護者1名ほかは無料(証明書の提示などが必要、詳細は博物館ウェブサイトを参照)
※開館時間などは変更となる場合あり
【問い合わせ先】
TEL:050-5542-8600 (ハローダイヤル)