フランス映画『デリシュ!』が、2022年9月2日(金)より、TOHO シネマズ シャンテほか全国ロードショー。
映画『デリシュ!』が描くのは、“美食の国”フランスで、世界初のレストランを作った男の爽快なヒューマンドラマ。貴族と庶民が同じ場所で食を共にすることが考えられなかった時代に、フランス革命と共に訪れた「食の革命」を描く。
舞台となるのは、1789年、フランス革命前夜。主人公の宮廷料理人マンスロンは、自慢の創作料理「デリシュ」にジャガイモを使ったことが貴族たちの反感を買い、仕えていた公爵から解雇されてしまう。息子と共に実家へ戻ったマンスロンの前に現れたのは、弟子入りを懇願する謎めいた女性ルイーズ。マンスロンはルイーズや息子の助けを得ながら、世界で初めて一般人のために開かれたレストランをオープンさせることになるのだが、その噂が公爵まで届いてしまう。誰もが食事をして楽しめる、世界で初めての「レストラン」はいかにして生まれたのか?
■主人公マンスロン...グレゴリー・ガドゥボワ
誇り高い宮廷料理人。自慢の創作料理が貴族たちの反感を買い、公爵から解雇を言い渡されるが、ルイーズや息子に支えられ、料理人としての誇りを取り戻していく。主人公を演じるのは、『グッバイ・ゴダール!』『オフィサー・アンド・スパイ』のグレゴリー・ガドゥボワ。
グレゴリー・ガドゥボワは撮影中、役柄になりきって料理を作り、その美味しい料理を残さずに平らげていたという。その熱心さは、料理監修者たちが口を揃えて「グレゴリー・ガドゥボワは特に熱心で、料理の楽しさを覚え、自分で用意した料理を全て食べていました」と話すほど。さらに、プロの料理人の手さばきを再現するために、自宅でも料理の練習に打ち込むなど、徹底した役作りの上でマンスロンの演技に臨んだ。
■ルイーズ...イザベル・カレ
マンスロンに弟子入りする謎の女性。マンスロンは「弟子は不要」と断り続けるも、ルイーズの熱意に押されて希望を受け入れる。ルイーズはやがて、マンスロンと共に、料理で公爵と対決することに。『記憶の森』でセザール賞主演女優を受賞したイザベル・カレが演じる。
■公爵...バンジャマン・ラベルネ
■マンスロンの息子...ロレンゾ・ルフェーブル
監督は、フランスで長きにわたって脚本家として活躍するエリック・ベナール。映画『デリシュ!』は長編第7作目、初の時代劇となる。
1789年、フランス革命前夜。誇り高い宮廷料理人のマンスロンは、公爵主催の食事会で渾身の料理を振る舞う。しかし、自慢の創作料理「デリシュ」にジャガイモを使ったことが貴族たちの反感を買い、公爵から解雇されてしまう。失意を抱えたマンスロンは息子を連れて実家に戻る。
ある日、料理を学びたいという謎めいた女性ルイーズが現れる。弟子は不要と断り続けるが、熱意に押されて彼女の希望を受け入れるのだった。やがて、マンスロンは美味しい料理を作る喜びを再発見していく。そして、ルイーズの助けとの息子の協力を得て、世界で初めて一般人のために開かれたレストランを開く。店はたちまち評判となり、公爵にその存在を知られてしまう…。
【詳細】
映画『デリシュ!』
公開日:2022年9月2日(金)よりTOHO シネマズ シャンテほか全国ロードショー
出演:グレゴリー・ガドゥボワ、イザベル・カレ、バンジャマン・ラベルネ、ギヨーム・ドゥ・トンケデック
プロデューサー:クリストフ・ロシニョン & フィリップ・ボエファール
監督:エリック・ベナール
脚本:エリック・ベナール、ニコラ・ブークリエフ
撮影:ジャン=マリー・ドルージュ
音楽:クリストフ・ジュリアン
2020/フランス・ベルギー/フランス語/カラー/シネマスコープ/5.1ch/112分 原題:DÉLICIEUX