イギリスの人気ファッションデザイナー、アレキサンダー・マックイーン(ALEXANDER McQUEEN)が、2月11日、ロンドンの自宅で遺体で発見されたことをイギリスの各メディアが報道している。 報道によると自殺の可能性が高いという。
アレキサンダー・マックイーンは、90年代以降、その時代を代表するデザイナーの1人。華やかさ、テーラードの美しさ、奇抜さなど、さまざまな要素を持つコレクションは、世界中から多くの称賛を集めた。
40歳というあまりに早すぎる死にただ悲しみを覚えるだけだ。
【アレキサンダー・マックイーン】
アレキサンダー・マックイーン(ALEXANDER McQUEEN)。1969年、ロンドン生まれ。サヴィル・ロウの仕立職人の見習いをはじめファッションのキャリアをスタート。アンダーソン&シェパード、ギーブス&ホークス、ロメオ・ジリなどの下でキャリアを積む。 その後、セントマーチンズの大学院課程を卒業。 卒業コレクションが編集者の目に留まったことがきっかけでデビューが決定。92年、ブランド「アレキサンダー・マックイーン」を立ち上げる。93年、ロンドン・コレクションにてデビュー。96年、ジバンシィのデザイナーに大抜擢される。2007S/Sシーズン、サムソナイトの高級ラインであるブラックレーベルとのコラボレーションで、クロコダイルのレザーを使用したキャリアケースなどが発売された。 2009年、ターゲット(Target)との限定コラボライン「McQ Alexander McQueen for Target」を発表。