ホグワーツに入学したハリーが驚いた、ホグワーツ校内の動く階段とその周囲に飾られた肖像画も。頭上に大きな階段がかかり、作中で厳かに動いていた様子が思い起こされる。高い天井へと伸びる壁一面には、肖像画がずらり。動く肖像画になりきる体験も用意されるため、あわせてチェックしてみて。
魔法ワールドファンなら、寮の談話室にも行ってみたいところ。「スタジオツアー東京」では、居心地がよく温かい雰囲気のグリフィンドールの談話室と、冷たく高慢な雰囲気のスリザリンの談話室を用意する。対照的な2つの部屋を巡って、ホグワーツの生徒気分を楽しんでみて。
ホグワーツ城の最も高い塔の奥深くにある、3つの丸い部屋が重なるようにして成るダンブルドアの校長室にも注目。きらびやかな天文機器や望遠鏡、星座表が並べられた棚や、組み分け帽子、グリフィンドールの剣、ダンブルドアの憂いの篩など、象徴的な小道具の数々を見ることができる。
ホグワーツ魔法魔術学校を満喫した後は、ダイアゴン横丁へ。中でも注目は、ウィーズリー兄弟のいたずら専門店「ウィーズリー・ウィザード・ウィーズ店」だ。店内には、“伸び耳”から“惚れ薬”まで、ユーモアたっぷりの120もの商品がずらりと並んでいる。
そのほか、ガリオンをおろせるグリンゴッツ銀行をはじめ、魔法動物ペットショップ、オリバンダーの店、ハリーの愛用箒ニンバス2000がウィンドウに展示されている高級クィディッチ用具店などが並ぶ。
さらに、面積は900㎡、壁の高さは9m以上を越える「魔法省」の巨大セットも出現。19世紀のビクトリア様式の建造物をモデルにしたオフィス棟をはじめ、“魔法は力なり”の石像、魔法省の入口となる暖炉などが立ち並ぶ。ここでは、魔法省の職員と同じように暖炉のひとつに入り、スモークや照明効果によってフルーパウダー(煙突飛行粉)を体中に振りかける、魔法のような体験の写真を動画を撮ることもできる。
<魔法省セットで体験できること>
「魔法は力なり」の像をはじめ各所での写真撮影、巨大暖炉でのフルーパウダー(煙突飛行粉)体験、魔法で動く掃除機ロボットなどの鑑賞
禁じられた森を探索できるのも大きな魅力。森を進んでいくと、ヒッポグリフのバックビークをはじめとするフレンドリーな魔法動物に出会える。温かいハグリッドの小屋にたどり着くことができれば幸運、もし森の中心部に迷い込んでしまうと、木々を飛び回る吸魂鬼など魔法ワールドの恐ろしい生き物と対峙することになるかも。
<禁じられた森で体験できること>
森の散策、バックビークのお辞儀体験、ディメンター撃退体験、守護霊の魔法である「エクスペクト・パトローナム」を唱えて守護霊を呼び出す体験、巨大グモ・アラゴグとの遭遇
実際に歩き回り、まるで映画の世界に飛び込んだかのような気分を味わえるバックロットも見逃せない。ハリーがマグルとして育ったプリベット通り4番地「ダーズリー家」や、ハグリッドのバイク、ホグワーツ橋、『ハリー・ポッターと賢者の石』に登場した巨大なチェスの駒など、屋外ならではの映画セットの数々が用意されている。
そのほか、ホグワーツ特急の座席に座り、グリーン・スクリーン技術によって魔法魔術学校へ旅をしたり、クイディッチを応援したり、さらには映画の製作過程を学ぶクラスなどに参加したりすることもできる。
たとえば「魔法省」では、魔法省職員たちの通勤手段で魔法省への出入り口でもある煙突内に入り、スモークや照明効果によってフルーパウダー(煙突飛行粉)を体中に振りかけたような魔法のような体験が可能。
また、「ハリー・ポッター」シリーズで使用されたグリーンスクリーン技術により、箒に乗って空を飛び回りハリーになりきることができる。撮影後は、グリーンスクリーン体験での撮影映像と、本物の映画の映像と合わせて編集した映像が完成。高画質の映像は、お土産として持ち帰ることができるのが嬉しい。
さらに、日刊予言者新聞に掲載されたシリウス・ブラックの指名手配写真や、ダンブルドアの部屋で喋るホグワーツ前校長たちの肖像画など、まるで生きているように動いたり喋ったりする写真や肖像画に溢れる魔法ワールド。そんな魔法の肖像画の中に入り込み、その体験を映像として撮影し持ち帰ることができる体験も用意する。
「闇の魔術に対する防衛術」や「魔法薬学」の教室など、“ホグワーツの教育”に関するトピックがたっぷりと詰まった「ホグワーツ・レッスン」エリアでは、ユニークな体験も可能だ。「闇の魔術に対する防衛術」の教室内にて、呪文と杖の振り方をレクチャーしてもらい、直後に襲撃してきた“死喰い人”を杖を使って撃退するワンド・コンバット体験を楽しめる。