タピオカミルクティーの元祖である「春水堂」。日本でも人気のこのお店、実は台中発祥であることをご存知だろうか。その創始者が茶の原点回帰を目指して開いたコンセプトショップ「秋山堂」が、「国立台湾美術館」の敷地内にある。
店内ではオーナー自らが厳選した台湾産茶葉を手ごろな価格で購入できるだけでなく、スタッフに台湾茶の流儀をレクチャーしてもらいながら、実際に自分でお茶を入れて味わうことが可能。その他、茶器の展示販売も行っている。
「春水堂」を本場で楽しみたいという人も、この「秋山堂」に足を運ぶのがおすすめ。同じ建物内に「春水堂」が併設されているので、タピオカドリンクやフードメニューを効率よく楽しめる。「春水堂」は日本に上陸しているものの、メニューのバリエーションは、現地の方が豊富。特に食事メニューは充実のラインナップだ。
【秋山堂】
住所:403台中市西區五權西路一段2號B1
審計新村は、1960年代に建てられた公務員宿舎をリノベーションしたアーティスト村。鉄筋コンクリート造りで三角屋根の建物を改装している。
審計新村には、雑貨店やカフェ、本屋など20件ほどが出店。ハンドメイドのアクセサリーや、クラフト感溢れるバッグ、食べ歩きできるフードなど、台湾の若いクリエイターたちのエネルギーが感じられるおしゃれなショップが軒を連ねる。週末にはマーケットが開かれ、小さな路地に屋台が立ち並ぶため、より一層賑わいを見せる。
【審計新村】
住所:403台中市西區民生路368巷
審計新村から徒歩5分ほどの緑光計畫は、かつて水道局の宿舎だった12棟の建物を再生したリノベーションスポット。100メートルほどの短い通りだが、2階建ての建物の中に雑貨店やカフェなどが並んでいる。
審計新村よりもミニマムで落ち着いた雰囲気が漂っており、アクセサリーのセレクトショップや、自分好みの香りをチョイスしてオリジナルフレグランスを作れるお店など、高感度なショップが軒を連ねている。
台湾のクラフトビールが味わえる「啜飲室」にも注目。フルーティー、サワー、ビターなど好みを伝えると、おすすめのビールをサーブしてくれる。
【緑光計畫】
住所:403台中市西區中興一巷19號