マーベル映画『ブラックパンサー』の続編映画『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』が、2022年11月11日(金)に日米同時公開される。第80回ゴールデン・グローブ賞でアンジェラ・バセットが助演女優賞を受賞。
『ブラックパンサー』は、2018年に公開された、「アベンジャーズ」シリーズを手掛けるマーベル・スタジオによる作品。第76回ゴールデン・グローブ賞では、作品賞(ドラマ部門)をはじめ、作曲賞、主題歌賞にノミネート。第91回アカデミー賞受賞式においては、美術賞・衣裳デザイン賞・作曲賞の3冠を獲得するなど、新星ヒーロー、ブラックパンサーの活躍ぶりに“マーベル・スタジオ史上最高傑作”の声が相次いだ。
ブラックパンサーは、キャプテン・アメリカのシールドと同じく、手に入れると世界を破壊するほどのパワーを得られる特別な鉱石“ヴィブラニウム”を使用した漆黒のスーツに身を包んだヒーロー。その正体はワカンダの若き国王・ティ・チャラだ。
映画『ブラックパンサー』では、ワカンダの“世界を揺るがす秘密”を守る使命を背負い、秘密を守り、国を守るため、国王としてもヒーローとしても立ち上がらなければならない状況に苦悩するティ・チャラの物語が描かれている。
そして、映画『ブラックパンサー』の続編となる『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』が始動。『ブラックパンサー』でブラックパンサーを演じたチャドウィック・ボーズマン亡き今、ティ・チャラの遺志を継ぎ、次の“ブラックパンサー”となるのは果たして誰なのか、注目が集まっている。
マーベル・スタジオの社長並びにマーベル・エンターテインメントのチーフ・クリエイティヴ・オフィサーを務めるケヴィン・ファイギは「ワカンダのレガシーを繋いでいく。そしてストーリーはリスペクトと希望に満ちたものになる」とコメント。『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』がマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)フェイズ4の最後を飾る作品となる。
『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』では、国王とヒーロー、2つの顔を持つティ・チャラ王の死をきっかけに、ワカンダ国にネイモア率いる海の帝国の脅威が迫る。ワカンダに介入してくる世界勢力から国を守るため、海の帝国との一大決戦へと立ち上がるワカンダの人々。ティ・チャラの妹であり天才科学者のシュリたちは、この危機にどう立ち向かうのか。そして、新たな希望となるブラックパンサーを受け継ぐ“新ブラックパンサー”は誰なのか…。未来を切り拓く者たちの熱き戦いを描いた、ドラマチック・アクション超大作が始まる。
劇中には、亡きティ・チャラの母であり先代の王ティ・チャカの妻でもあるラモンダが王座に座り、彼を失った悲しみを乗り越え、力強く歩んで行こうとするワカンダの人々の姿が。さらに、ティ・チャラの妹でワカンダの技術開発の責任者でもあるシュリと親しく接する、“鉄の心(アイアン・ハート)”を作る新たな少女リリ・ウィリアムズも登場。彼女がどのように物語へと関わって来るのかも見逃せない。
ラモンダ女王…アンジェラ・バセット
ティ・チャラの母。演じるアンジェラ・バセットは、第80回ゴールデン・グローブ賞で助演女優賞を受賞し、1993年の映画『TINA ティナ』でのゴールデングローブ賞 主演女優賞 (ミュージカル・コメディ部門)に続く栄誉に輝いた。
シュリ…レティーシャ・ライト
ティ・チャラの妹。ティ・チャラ亡きワカンダの命運を託される。
ネイモア…テノッチ・ウエルタ
海の帝国の王。自由自在に空を飛び、海中も思いのまま移動する。
リリ・ウィリアムズ(アイアンハート)…ドミニク・ソーン
天才発明家の少女。19歳のマサチューセッツ工科大学生。2023年配信予定のマーベル・スタジオドラマ『アイアンハート』にて、主人公アイアンハートになるキャラクターでもある。
ナキア…ルピタ・ニョンゴ
エムバク…ウィンストン・デューク
オコエ…ダナイ・グリラ
アヨ…フローレンス・カスンバ
アネカ…ミカエラ・コエル
ナモラ…マーベル・カデナ
アトマ…アレックス・リヴィナリ
エベレット・ロス…マーティン・フリーマン
主要キャラクターを演じる日本語版声優陣は、前作『ブラックパンサー』に続き続投。ももいろクローバーZの百田夏菜子(シュリ)をはじめ、皆川純子(ナキア)、斎賀みつき(オコエ)幸田直子(ラモンダ)、木村昴(エムバク)、森川智之(エヴェレット・ロス)とおなじみのメンバーが集結している。シュリの声を担当する百田夏菜子は、「なるべくシュリの想いや、演じられているレティーシャさんの想いをイメージしながら、声を通じて表現できるように意識しました」と収録について語った。