映画『ブラックパンサー』は、国を守るために奮闘する“ブラックパンサー”の活躍を描いたマーベル作品。
「アベンジャーズ」シリーズを手掛けるマーベル・スタジオの最新アクション・エンターテイメント『ブラックパンサー』。2018年公開の映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』にもつながる注目作だ。なお第76回ゴールデン・グローブ賞では、作品賞(ドラマ部門)をはじめ、作曲賞、主題歌賞にノミネート。第91回アカデミー賞受賞式においては、美術賞・衣裳デザイン賞・作曲賞の3冠を獲得する快挙となった。
アフリカの秘境には、世界の誰もがうらやむような最新テクノロジーを隠し持っている超文明国ワカンダがあった。父親を亡くして、国王の座を継いだティ・チャラ。ワカンダの若き国王だ。彼のもうひとつの顔は、鋭い爪と漆黒の戦闘スーツに身をつつんだヒーロー。ティ・チャラは、この国がもつ世界を揺るがす秘密を守る使命を背負っていた。秘密を守り、国を守るため、国王としてもヒーローとしても国民のために立ち上がらなければならない状況。まだまだ半人前の自分に苦悩する。
この国の秘密が明らかになるとき、アベンジャーズに最大の危機がおとずれる。 秘密を守るため、スパイを送りこみ国内外の敵と戦うという壮大なスケールと知的なストーリーで、今までにないマーベル作品を体感できる。
新たなヒーロー”ブラックパンサー”は、漆黒のスーツに身を包んだスマートな出で立ち。2016年の『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』で初登場し、マーベルの中でも人気の高いヒーローだ。ブラックパンサーが身に着ける黒のスーツは、キャプテン・アメリカのシールドと同じく、手に入れると世界を破壊するほどのパワーを得られると いう特別な鉱石“ヴィブラニウム”を使用。すべての衝撃を吸収し攻撃を防ぐ無敵のスーツだ。
ブラックパンサーを務めるのは、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』でもブラックパンサーを務めたチャドウィック・ボーズマンだ。さらにヒロインには、「世界で最も美しい女性」にも選ばれたオスカー女優のルピタ・ニョンゴ、『クリード チャンプを継ぐ男』でマイケル・B・ジョーダンが、ブラックパンサーの秘密を狙う敵役を務める。
国王ティ・チャラの妹であるシュリは、多くの最新ガジェットを開発する天才科学者。ブラックパンサーのスーツも同様で、”衝撃を全て吸収し自らの攻撃に転換する”力を持っている。このパワーを作り出すのがワカンダ王国でしか採取されない鉱石・ヴィブラニウム。シュリは鉱石を使って様々なガジェットを生み出す存在としてブラックパンサーをサポートする。
シュリを演じるのは新鋭女優レティーシャ・ライト。日本語吹き替え版では、ももクロ百田夏菜子が担当する。
監督は、ロッキー・シリーズの歴代新記録を打ち立てた『クリード チャンプを継ぐ男』で知られるライアン・クーグラーが担当する。
日本語吹き替え版には、豪華な声優陣の顔ぶれが並ぶ。
主人公・ブラックパンサー役には、『シビル・ウォー/キャプ テン・アメリカ』から引き続き田村真が担当。敵・キルモンガー役は、「スター・ウォーズ」最新シリーズのカイロ・レン役に抜擢された津田健次郎を起用し、主人公の親友ウカビ役に中井和哉、主人公の元恋人ナキア役に皆川順子、そしてCIAエージェントであるエヴェレット・ロス役は『シビ ル・ウォー/キャプテン・アメリカ』に引き続き、森川智之を迎える。
吹き替え版『ブラックパンサー』も、ドラマチックで臨場感溢れる作品の仕上がりが期待できそうだ。
ケンドリック・ラマーとアンソニー “トップ・ドッグ” ティフィスがプロデュースしたアルバム『ブラックパンサー:ザ・アルバム』を発表。ケンドリック・ラマー、アンソニー “トップ・ドッグ” ティフィスと監督ライアン・クーグラーの3人で『ブラックパンサー』のシーンで必要な音楽を一から制作していったという。1作品のために多くのオリジナル楽曲を起用する事は意外にもマーベル・スタジオでは初の試みだという。
『ブラックパンサー』
原題:Black Panther
公開日:2018年3月1日(木) 全国ロードショー
監督:ライアン・クーグラー
出演:チャドウィック・ボーズマン、ルピタ・ニョンゴ、マイケル B.ジョーダン、マーティン・フリーマン、アンディ・サーキス、フォレスト・ウィテカー
吹替版:田村真、津田健次郎、中井和哉、皆川順子、森川智之、玄田哲章、木村昴
MovieNEX発売中/デジタル配信中
発売:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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