銀座 蔦屋書店が、スターバックス コーヒー(Starbucks Coffee)を併設し、銀座エリア最大の商業施設「ギンザ シックス(GINZA SIX)」に2017年4月20日(木)オープン。ファッションだけでなく、日本初上陸グルメや人気ブランドの旗艦店が揃うビューティーゾーンも設ける「ギンザ シックス」6階に店舗を構える。
”ライフスタイルを提案する書店”として、幅広い文化を発信し続けている蔦屋書店が次に挑むのは東京の中心地といえる銀座。アートと日本文化の2つのテーマに掲げ、「世界一のアート書店」を目指す。
店内には、世界中から集めた6万冊のアートブックが揃う。希少価値の高いヴィンテージ本から新進作家の写真集、ファッションデザイナーの書籍まで、アートという切り口一つでもバリエーションは豊富だ。これらの書籍が収められた書棚は、仕切りが斜めになっていてユニーク。また中央には、櫓(やぐら)をモチーフにした高さ6メートルにも及ぶ書棚に囲まれたエリアも設けられ、空間そのもので”アート体験”を発信する。
目玉となるのは「BIG BOOK」コーナーだ。50センチ×70センチ、重さ約40キロにも及ぶ「BIG BOOK」は、海外でSUMO BOOKの愛称で呼ばれるほどの重量級だ。銀座 蔦屋書店では50種の大型本を取り揃え、国内でここにしかない貴重な空間となる。
銀座 蔦屋書店は、アートの展示・販売スペース「THE CLUB」も併設。店内にはギャラリーを設け、世界の現代アートと東洋の古美術を中心に展覧会が開かれる。もちろんこの上質なアートコレクションは購入も可能だ。
さらに、銀座 蔦屋書店には文具や雑貨、食品といった小物も揃っている。ストアテーマに基づき、和のエッセンスを投下し、葛飾北斎の作品をテーマにしたマスキングテープやクリアファイル、新潟の酒蔵と共同で作った日本酒、桃やリンゴの香りが漂う日本茶など。また店内では、400年続く刀匠一門による日本刀も販売。日本に根付く伝統文化をいまに伝える。
銀座 蔦屋書店にはスターバックス コーヒーが併設。コーヒーを片手に銀座 蔦屋書店内の書籍・雑誌を楽しめる。
また通常のバー以外に、店内奥には「スターバックス リザーブ バー」がオープン。ここでは「スターバックス リザーブ」と呼ばれる希少な豆を用いたコーヒーが味わえるのだが、その提供方法が斬新だ。
ショップを担うのは、厳しい試験に合格したブラックエプロンのバリスタたち。来店者は彼らと相談の上、どの豆にするかを決定する。その後、好みのテイストに応じてさらに抽出方法も選択するのだ。
クリアな味わいが好みなら、「プアオーバー」と呼ばれるハンドドリップがオススメ。セラミック制のドリッパーとペーパーフィルターのシンプルな道具のみを用いて1杯1杯作る。仕上がりはすっきり。深みのある味わいが好みなら「サイフォン」がぴったり。ランプの熱で温められたお湯に惹いたコーヒーを入れ抽出。ロートと呼ばれるガラスの中で、コーヒーが踊るように動く様はドラマティック。約90秒ほどで香り立ちのいいコーヒーが完成する。
銀座 蔦屋書店 / スターバックス リザーブ バー
オープン日:2017年4月20日(木)
営業時間:9:00~23:30(不定休)
※4月20日(木)~23日(日)の4日間は、10:30~23:30。
住所:東京都中央区銀座6-10-1 ギンザ シックス 6F
TEL:03-3575-7755