バーバリー プローサム(BURBERRY PRORSUM)がロンドン・ファッション・ウィークにて発表した2011年春夏コレクション。このキャットウォークショーはウェブ上で世界中に同時中継された。
今回のコレクションテーマは「Heritage Biker」。バーバリーが1900年代にデザインしたイギリス発のバイカーのためのデザインをクリストファー・ベイリーなりに再解釈したコレクション。
黒やシルバー、ベージュのコンパクトなバイカージャケットとレザーのレギンスのハードなコーディネートに、グリーンや水色の細いベルト2本でウエストをマークして女性らしさをプラス。おなじみのトレンチも、黒レザーのバイカースタイルをディテールで取り入れてアレンジされ、ブルーやグリーンのカラフルなパテントの太いベルトをポイントに。
スタッズでハードにアレンジしたトレンチコートやジャケットも、スリムなシェイプとドレスとの組み合わせできれいにまとめた。鮮やかなブルーやパープル、グリーンのラウンドネックのワンピース、細かいフリルのミニドレス、ギャザーをたっぷり使ったミニドレスが、可憐でアクティブな女性像を、そして後半に出てくるアニマルプリントは、ぐっと大人っぽさ・セクシーさを表現した。
また、今回で3回目となるチェルシー・カレッジ・オブ・アート&デザインで行われたショーには、バーバリー社CEOアンジェラ・アーレンツ、サラ・ジェシカ・パーカー、セリーナ・ウィリアムズ、アレクサ・チャンのほか、英国人バンドのLife in Film、The Cheek、Ramonaを始めとする約1000人の招待客が集まった。
写真左より) アレクサ・チャン、ダグラス・ブース、サラ・ジェシカ・パーカー、セリーナ・ウィリアムズ
左) サラ・ジェシカ・パーカー
右) アレクサ・チャン