特別展「パリ・ノートルダム大聖堂展 タブレットを手に巡る時空の旅」が、2024年11月6日(水)から2025年2月24日(月・休)まで、東京・お台場の日本科学未来館にて開催される。
ゴシック建築の代表作として知られ、ユネスコ世界遺産にも登録されるノートルダム大聖堂は、聖母マリアに捧げられたパリのシンボルとして、パリ市民のみならず世界中の人達から愛されてきた。しかし、2019年に火災が発生。大きな被害を受けたノートルダム大聖堂では、ドローンやCG分析といった最新のIT技術、熟練工の磨き抜かれた建築・美術品修復の技を駆使しながら、2024年現在も修復作業が続いている。
特別展「パリ・ノートルダム大聖堂展 タブレットを手に巡る時空の旅」は、12世紀にパリのシテ島で建設が始まったノートルダム大聖堂の豊かな歴史や、最新技術による修復作業の様子を、デジタルとリアルの双方から体感できる展覧会。これまで2021年のドバイ国際博覧会、2022年パリ、上海、ワシントンDC、2023年メキシコ、ベルリン、2024年ロンドンをはじめとする、世界16の都市において巡回してきた展覧会が、今回待望の東京開催となる。
中でも注目は、“ヒストパッド(HistoPad)”と呼ばれる専用端末を用いて、世界遺産・ノートルダム大聖堂の創建時から現代までをタイムトラベルできる「タイムポータル(時空の扉)」。絵画では描ききれない360度見回せる視点を採用したナポレオン1世の戴冠式をはじめ、19世紀当時に桁違いの高さと華やかさで魅了した尖塔の初代デッサン資料など、これまで紡いできた歴史を追体験することができる。
また、日本科学未来館ならではの新規コンテンツも登場。修復に使われた最新技術に焦点を当てた新しいタイムポータルや、火災前後の大聖堂を比較した模型を実際に触ることができるコーナーを用意するなど、最新鋭の科学技術にも注目する。
特別展「パリ・ノートルダム大聖堂展 タブレットを手に巡る時空の旅」
会期:2024年11月6日(水)~2025年2月24日(月・振)
会場:日本科学未来館 1F 企画展示ゾーンa
住所:東京都江東区青海2-3-6
時間:10:00~17:00
※入場は閉館30分前まで。
休館日:火曜日、12月28日(土)~1月1日(水・祝)
※ただし2月11日(火)は開館。
料金:大人(19歳以上) 1,800円(1,600円)、18歳以下(中学生以上) 800円(600円)、小学生 500円(400円)、未就学児(6歳以下) 無料
※( )内は8名以上の団体料金。