京都の細見美術館では、開館25周年記念展II「挑み、求めて、美の極致─みほとけ・根来・茶の湯釜─」を、2023年11月14日(火)から2024年1月28日(日)まで開催する。
1998年に開館し、2023年に25周年を迎える細見美術館。そのコレクションは、実業家・日本美術コレクターの細見古香庵(ほそみ ここうあん)に始まる細見家3代の蒐集品を基礎としており、仏教美術、茶の湯の美術、そして琳派や伊藤若冲といった江戸絵画など、日本美術の幅広い時代とジャンルを網羅している。
細見美術館の開館25周年を記念して開催される展覧会の第2弾「挑み、求めて、美の極致─みほとけ・根来・茶の湯釜─」では、第1弾に続いて、細見美術館のコレクションを紹介。初代古香庵が愛蔵した作品を公開する。
会場では、平安時代から桃山時代にかけての名品の数々を紹介。《金銅春日神鹿御正体》や《刺繍大日如来像》(ともに重要文化財)といった神道仏教美術や、《芦屋霰地楓鹿図真形釜》(重要文化財)などの茶の湯釜、《豊公吉野花見図屛風》(重要文化財)をはじめとする絵画を目にすることができる。
開館25周年記念展II「挑み、求めて、美の極致─みほとけ・根来・茶の湯釜─」
会期:2023年11月14日(火)〜2024年1月28日(日) 会期中に一部展示替えあり
会場:細見美術館
住所:京都府京都市左京区岡崎最勝寺町6-3
開館時間:10:00〜17:00
休館日:月曜日(祝日の場合は翌火曜日)、12月25日(月)〜1月4日(木)
入館料:一般 1,400円、学生 1,100円
【問い合わせ先】
細見美術館
TEL:075-752-5555(代表)