パリファッションウィークで発表されたアマヤ アルズアーガ(AMAYA ARZUAGA)の2013年春夏コレクション。
直線と曲線の共存する、アシンメトリーなカッティングを駆使したルックがそろった。ワンピースやトップスにドレープを描く丸みは、モデルが歩く度にバルーンのように膨らみ、斬新なシルエットをバックスタイルに生み出す。モノトーンを基調としながら、レッド、グリーン、ブルーの原色でカラーブロッキング。最も特徴的なのは、襟やショルダー、そしてジャケットなどに用いられている透明なビニール素材。光沢を放つヘアメイクが、透明感ある印象を強めている。会場であったスペイン大使館のクラシックで重厚な内装に好対照の近未来コレクションが披露された。
アマヤ アルズアーガ(AMAYA ARZUAGA)は1970年スペイン生まれ。マドリード工科大学卒業。卒業後は一族の経営するElipse社に入社。
スペインのニットハウスで学び、94年にブランド「アマヤ アルズアーガ(AMAYA ARZUAGA)」を設立。98年にはベストスパニッシュデザイナーを受賞。ロンドンファッションウィークに招待され好評となり、そ...
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