2020年11月に斉藤和巳と株式会社ユニフの協働によってスタート。現在ブランド活動を休止している可能性が高い。
ダブルシックス(DOUBLESIKS)は、元福岡ソフトバンクホークスの野球選手・斉藤和巳と協働で展開するファッションブランド。運営は株式会社ユニフ。デザインは日本人デザイナーが手がけ、生産も日本の工場が手がけるメイドインジャパンのブランドだ。
ダブルシックスのコンセプトは、「Free yourself -本来のあなたを解放-」。生地選びにはこだわっており、軽量でストレッチが効いた、上質な生地を世界各国からセレクトし、“ストレスフリー”なウェアを追求。
シワにならないイージーケアのアイテムや、ゆったりサイズでもだらしなく見えないための形状記憶を持たせたアイテム、着心地の良いアイテムを揃える。セドナの空のように自由でリラックスした空気を、デザインだけでなく、着心地や肌触りといった面からも表現する。
また、サステナビリティも重視しており、ウェアには乾燥機などのエネルギー消費をなるべく抑える速乾性を持たせている他、ペットボトルからリサイクルされた素材の採用、オーガニックコットンの積極的な採用など、環境へ配慮したものづくりを意識している。
ブランド名の由来は斉藤和巳の現役時代の背番号「66」から。アリゾナ州セドナを通っていたルート 66への思いも込められている。
アイテムは、夏秋・冬春のシーズンに分けて展開。デビューシーズンとなる冬・初春コレクションはフーディのスウェットシャツやスウェットパンツ、ジャケット、パンツを中心にシンプルとストレスフリーをベースに、さりげなく遊び心を効かせたデザインのウェアを展開する。アイテムには、柔らかく肌触りの良いコットンやニット素材、ストレッチの効いたスウェット地を中心に採用した。
斉藤和巳は、福岡ソフトバンクホークスの投手として活躍し、沢村賞を2回獲得した日本を代表する投手。現役終盤に、手術後のリハビリを米アリゾナで受ける。現役時代から専属スタイリストを付けていたほどのファッション好き。192cmの長身に合うサイズの洋服が少なかったことから、洋服作りへの意欲を持ち、ダブルシックス立ち上げに繋がった。