1946年、イタリア・ヴェネツィア郊外のバッサノでマドラス(madras)をスタート。
マドラス(madras)は、イタリア発のシューズブランド。バレンチノ・ピコロットが創業者した。
ブランド名は、ブランド初期の手縫いシューズに使用していた生地「キッド」の原産地であるインド・マドラス地方に由来。また、ブランドロゴであるライオンマークは、ブランド誕生の地であるベネチアのシンボル「Leone Alato」(羽根の生えたライオン)を基に製作。ブランドや商品が世界へ浸透していくことを願い、地球儀を加えたデザインとなった。
日本へは、1965年に、バレンチノ・マドラス社と日本の亜細亜製靴の技術提携により上陸。本場イタリアで培われたクラフトマンシップと、日本の職人による熟練の技術を融合し、シャープでエレガントなシルエットながら、日本人の足にフィットするシューズを展開。
マドラスのシューズは、時代の流行やデザイナーが収集したデータを基にした数百枚のスケッチから試作品を製作。ミリ単位のチェックが繰り返し行われ完成する。また、アッパーの素材には、マドラス独自の基準をクリアした高品質のものを使用するなど、妥協なきものづくりの姿勢を貫いている。
機能面においても、人間工学に根ざした先進的な靴づくりを追求。防カビや撥水加工、歩行時の負担を軽減する木型など、その時代に合った新機能の開発も行っている。
1946年、バレンチノ・ピコロットによりバレンチノ・マドラス社が設立。マドラスブランドが誕生。
1965年、イタリアのバレンチノ・マドラス社と、1921年創業の日本の旧亜細亜製靴株式会社(現マドラス株式会社)の技術提携により、日本にマドラスが上陸。日本全国の百貨店や専門店で取り扱いが開始。
1990年、マドラスのディフュージョンライン「モデロ(MODELLO)」を発表。
1994年、全世界のマドラス商標権が、バレンチノ・マドラス社から日本のマドラス株式会社へ譲渡。
2000年、ゴアテックス ファブリクスを使用した防水シューズブランド「マドラス ウォーク(madras Walk)」発表。
2011年、東京・銀座にマドラス銀座旗艦店がオープン。
2013年、ゴアテックス ファブリックスを搭載したメンズシリーズがマドラスブランドから登場。
2016年、レディースのRcoシリーズが登場。