1947年、フランス・パリでローズ・レペットが自身の名を冠したレペット(Repetto)を設立。
レペットはシューズを中心としたファッションブランド。レディースウェアやレザーバッグのほか、香水などもプロデュースしている。
レペットの歴史は、パリ・オペラ座近くの小さなアトリエで、“cousu retourne”(縫った後にひっくり返す)という独自の製法を用いてダンスシューズのデザインをはじめたところからスタート。現在では、タウン用バレリーナシューズにもその製法が用いられている。
レペットの靴は、フランス・ドルドーニュ地方にある工場にて、職人たちの伝統技術によって製造。「バレエ」がルーツのブランドらしい、ミニマルでフェミニンな雰囲気を感じるプロダクトが特徴。
メゾンを象徴するトゥシューズは、フランスで唯一、オーダーメイドを受け付けている。また、2005年より、フランス・コンピエーニュ工科大学とタッグを組み、音と痛みを軽減した新たなトゥシューズの開発も行っている。
丈夫な作り、履き心地の良さから、パリ国立オペラ、フランス国立リヨンオペラ座バレエ団などのバレエ団体をはじめ、マドンナ、リンゼー・ローハン、サラ・ジェシカ・パーカーといったセレブも愛用している。
1947年、ローズ・レペット、初めてダンスシューズをデザイン。1959年、レペット最初のブティックをパリのラペ通り22番地にオープン。
1967年、ブランドの拡大を目的として、ローズ・レペットは仏ドルドーニュ地方サンメダール・デクシドゥイユに生産拠点を設置。1999年、ジーン・マーク・ゴーシェ(Jean-Marc Gaucher)がブランドを買収。
2007年、ブランド設立60周年を迎えて、60人の著名人とのコラボレーションを発表。2009年、カール ラガーフェルドとのコラボレーションを発売。
2010年、アトリエレペットをスタート。2012年、ダンスウェアにインスパイアされた初のレディ・トゥ・ウェアコレクションを発表。同年、銀座に日本初の旗艦店をオープン。パリ本店と同じコンセプトを採用し、タウンシューズ&レザーバッグとダンス用品のフルカテゴリーを取り揃える。
2013年、レペット初のフレグランスが誕生。ボトルは、足首で結ばれたサテンリボンとアラベスクのポーズをイメージした。
2015年、ハイエンドなウィメンズシューズライン「デトロイト(Detroit)」をスタート。構築的かつフェミニンなデザインが特徴。
2017年、ミュベールとのコラボシューズを発表。猫モチーフを、レペットの人気モデル「ブリジット(BRIGITTE)」にカスタマイズした。同年、設立70周年を記念し、フランス2つ星シェフ、ティエリー・マルクス世界初出店となる銀座の「ビストロ・マルクス」がコラボレーション。「バレエ」をテーマにホワイトチョコで白鳥の羽を表現した限定デザートを販売。