1998年に株式会社セルツリミテッドが立ち上げたMade in U.S.A.の日本企画ラゲッジブランド
BRIEFING(ブリーフィング)は1998年に日本の株式会社であるセルツリミテッドが立ち上げたラゲッジブランド。
その特異性は、日本企画でありながら、アメリカで生産していること、それも立ち上げ当初から実際に本物の軍需工場で製造されていることにある。
BRIEFINGの製品は、メイン素材に極めて耐摩耗性が強いバリスティックナイロンや、軍用素材として知られるナイロンの7倍の耐久性を持つといわれるデュポン社のコーデュラナイロンなどを使用し、強靭なパーツや最高峰の技術を用いた本格的なミル・スペックを追求している。それでいて、タウンユース、ビジネスユース等、洗練された様々なスタイルにフィットできるよう、常に『耐久性のある機能美』を意識して開発されている点がブリーフィングの持ち味である。
もともとバッグにファッション性より、道具としての機能性、実用性を求める傾向の強かったセルツリミテッドと、勝つための質実剛健な軍用バッグを手がけるミリタリーファクトリーとの相性が良かったことがBRIEFINGというブランド誕生のきっかけだったという。
ブリーフケース、ウエストバッグ、トートバッグ、ポシェットの4型で1998年にスタートをきったBRIEFINGのコレクションは、13年で190型にまで急増し、主軸のレッドラインに加え、よりビジネス需要に特化し、高級化を図った「ブラックライン」に、「フライトライト」、「フュージョン」、「スキン」といったシリーズ別バリエーションの提案もされている。
近年はゴルフバッグ、釣り竿用バッグなど趣味性の高いアイテムも加わるようになり、リモア、バイオハザード、ニューバランスといった他ブランド、異業種とのコラボレーションにも意欲的に取り組んでいる。