京都の龍谷ミュージアムでは、親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年記念 春季特別展「真宗と聖徳太子」を、2023年4月1日(土)から5月28日(日)まで開催する。
聖徳太子は、歴史上の人物として馴染み深い存在であるとともに、日本仏教においても宗派を問わず崇敬されてきた。とりわけ、鎌倉時代に聖徳太子信仰は大きな盛り上がりを見せ、日本の精神文化に大きな影響を及ぼすのみならず、絵画や彫刻などの優れた美術品を育むことになった。
なかでも、浄土真宗の宗祖・親鸞は聖徳太子に深く帰依し、「和国の教主」と崇めた。親鸞は、晩年に至るまで太子を讃嘆する和讃「太子奉讃」を数多く手がけるとともに、太子にまつわる法宝物の制作にも携わっている。
春季特別展「真宗と聖徳太子」では、浄土真宗と聖徳太子に着目し、親鸞とその後継者が生みだした太子ゆかりの宝物約90件を紹介。《本願寺聖人親鸞伝絵》や《木造 聖徳太子孝養立像》といった重要文化財3件をはじめ、太子信仰にまつわるさまざまな法宝物を目にすることができる。
親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年記念 春季特別展「真宗と聖徳太子」
会期:2023年4月1日(土)〜5月28日(日)
会場:龍谷大学 龍谷ミュージアム
住所:京都府京都市下京区堀川通正面下る(西本願寺前)
開館時間:10:00〜17:00(最終入館は16:30まで)
休館日:4月17日(月)、5月1日(月)・15日(月)・22日(月)
入館料:一般 1,400円(1,200円)、高校・大学生 900円(700円)、小・中学生 500円(400円)、
※( )内は前売および20名以上の団体料金
※障がい者手帳などの所持者および介護者1名は無料(手帳またはミライロIDを受付にて提示)
※画像の無断転載を禁ずる。
【問い合わせ先】
龍谷ミュージアム
TEL:075-351-2500