ロジェ ヴィヴィエ(Roger Vivier)の2014年春夏コレクションが表現するのは、セクシーなパリジェンヌ。コンセプトを「二面性」とし、直線とカーブ、ダイナミック性と官能性、グラフィックとフローラルの対比を用いて、遊び心をプラスした。
「ヴィヴィエ コード」のエッセンスをすべて取り入れた新作バッグは、構造的なシェイプ。デザイン性とブランドの伝統がおりあったアイテムはシックな分、カラーや素材で魅せている。
贅沢な装飾や素材を用いて生み出したコレクションは、クリエイティブ・ディレクターのブルーノ・フリゾーニが、夢に満ちたパリジェンヌのために作ったもの。格調高いクラフトマンシップを駆使して生み出されたアイテムは、ラグジュアリーで洗練されたものばかり。ポシェットなどにあしらわれた、エクスクルーシブなプリントは、クリムトの風景画にインスパイアされている。
左) 「U-ルック」シリーズ、右) 「プリズミック」シリーズ
幾何学模様の形をした「プリズミック(Prismick)」は、ロジェ ヴィヴィエのアイコンバッグのひとつ。今シーズンは、トランスペアレントなビニール素材やミラー効果がアクセントに。存在感のあるバッグは、シンプルなデイリースタイルにも、華やかなドレスアップスタイルにもあわせられる。
また、上品な印象の「ミス・ヴィヴ(Miss Viv')」は、ブランドの世界観を見事にまとめた1アイテム。クラシックなデザインに、伝統的なバックルが加わり再登場した。特徴的な素材やカラーをまとって生まれ変わった、構築的でフェミニンなバッグは、いつの時代にも愛されるタイムレスな魅力を放つ。
「非現実的なものは何もなく、驚くべきラグジュアリーがわずかに添えられているだけ」と語るデザイナーの言葉通り、シンプルで直線的なフォルムの中に、リュクスなディティールを散りばめたコレクションとなっている。
なお、今季コレクションのイメージビジュアルには、お洒落スナップの常連で、注目のファッショニスタ、ミロスラヴァ・デュマ(ミラ・デュマ)を起用。撮影は、オリヴィア・ビーが手掛けた。カラフルで楽しく、それでいてちょっぴりアイロニックなビジュアルは、エキセントリックな視点から、ブランドの世界観を表現している。
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