ルイ16世…落合福嗣
ルイ15世の孫で、マリー・アントワネットの夫。14歳でアントワネットと結婚し、20歳にもならない年齢でフランス国王となる。自身の見た目や能力へのコンプレックスから自信が持てず優柔不断なところもあるが、真面目で優しい性格。

ジャルジェ将軍…銀河万丈
ジャルジェ伯爵家の当主でフランス王室に忠誠を誓う将軍。オスカルの父。後継ぎとして男児を欲していたが女児ばかりが続いたため、力強い泣き声だった末娘オスカルを“男”として厳しく育てた。

マロン・グラッセ・モンブラン…田中真弓
オスカルからはばあやと呼ばれる乳母。ジャルジェ家に仕え、口やかましく心配性な性格のアンドレの祖母。“男”として育てられてきたオスカルに幼少期から “お嬢様”として接し、女性として生きることを望んでいる。

オスカルは沢城みゆき、マリー・アントワネットは平野綾が担当

オスカルに扮するのは、「ルパン三世」の峰不二子役(三代目)や、「鬼滅の刃」遊郭編の堕姫(上弦の陸)役で知られる沢城みゆき。マリー・アントワネットは、ミュージカル「レ・ミゼラブル」のエポニーヌ役や、ディズニー映画『ミラベルと魔法だらけの家』のイサベラ役を務めた平野綾が担当する。

また、オスカルの幼なじみのアンドレ・グランディエには、「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」のポップ役や「ユーリ!!! on ICE」の勝生勇利役を演じた豊永利行。スウェーデンの伯爵、ハンス・アクセル・フォン・フェルゼンは、『仮面ライダー THE NEXT』で風見志郎役を演じ、「ディズニー ツイステッドワンダーランド」でマレウス・ドラコニア役の声を務めた加藤和樹が名を連ねる。

ナレーションに⿊⽊瞳

劇場アニメ『ベルサイユのばら』のナレーションを務めるのは、元タカラジェンヌであり⼥優の⿊⽊瞳。宝塚歌劇との出会いは『ベルサイユのばら』だったという⿊⽊は、「ベルサイユのばらの魅⼒は史実だけではなく、その時代に⽣きた1⼈1⼈の登場⼈物にスポットを当てて⼈⽣や愛や苦悩を描いたところだと思います」と作品の魅力について語っている。

劇場アニメ『ベルサイユのばら』のナレーションを務めるのは、元タカラジェンヌであり⼥優の⿊⽊瞳。宝塚歌劇との出会いは『ベルサイユのばら』だったという⿊⽊は、「ベルサイユのばらの魅⼒は史実だけではなく、その時代に⽣きた1⼈1⼈の登場⼈物にスポットを当てて⼈⽣や愛や苦悩を描いたところだと思います」と作品の魅力について語っている。

制作はMAPPA、監督は吉村愛

劇場アニメ『ベルサイユのばら』で監督を務めるのは、「アオハライド」「チア男子!!」を手掛けた吉村愛。脚本は「うたの☆プリンスさまっ♪」シリーズや「君に届け」の金春智子が、キャラクターデザインは「初恋モンスター」「ぬらりひょんの孫」の岡真里子が担当する。

そのほかにも精鋭のスタッフが集結。音楽プロデューサーは「進撃の巨人」の澤野弘之が務めるほか、澤野とともに、NHKドラマ「大奥」のコータ・ヤマモト(KOHTA YAMAMOTO) も音楽を担当。アニメーション制作は「呪術廻戦」や「この世界の片隅に」などで知られるアニメスタジオ・MAPPA(マッパ)が手掛ける。

華やかなベルサイユにこだわった美術画

美術監督は、『犬王』の中村豪希。外観から内部までを調べあげて描いたベルサイユ宮殿、オペラ座など、18世紀後半の建築様式を忠実に表現した。革命が進むにつれ雰囲気が変わっていくパリの街並みなど、細部にも注目だ。

主題歌は絢⾹の楽曲「Versailles - ベルサイユ - 」

劇場アニメ『ベルサイユのばら』の主題歌は、絢⾹の楽曲「Versailles - ベルサイユ - 」。本作のために書き下ろされた楽曲であり、絢⾹は「激動の時代を⽣き抜く登場⼈物たちの勇気、純粋な愛、そして⼒強さの中に潜む儚い運命に深く⼼を打たれ、その想いを⾳楽として表現すべく、⼀⾳や⼀⾔すべてに⼼を込めて制作しました」とコメントを寄せている。

サンリオキャラクターズとコラボ、ハローキティがオスカルに

劇場アニメ『ベルサイユのばら』の公開に向け、サンリオキャラクターズとのスペシャルコラボレーションが実現。今後、コラボレーショングッズが発売される予定だ。

コラボレーションでは、愛らしいサンリオキャラクターズが華麗な『ベルばら』キャラクターに扮している模様。ハローキティはバラを手に持ったオスカルに、マイメロディはリボン付きのドレスに身を包んだフランス王妃・アントワネットに変身を遂げている。さらに、ハローキティと幼なじみのディアダニエルがオスカルの幼なじみ・アンドレに扮し、ポチャッコはスウェーデンの伯爵・フェルゼンの姿で登場している。なお、グッズ詳細については追って発表される見通しだ。