「ルートヴィヒ美術館展 20世紀美術の軌跡─市民が創った珠玉のコレクション」が、京都国立近代美術館にて、2022年10月14日(金)から2023年1月22日(日)まで開催される。
ルートヴィヒ美術館は、ドイツ第4の都市であるケルン市が運営する、20世紀から現代までの美術作品を収集・紹介する美術館だ。その所蔵作品は、ヨーロッパ随一の優れたポップ・アートのコレクションや、ロシア・アヴァンギャルドの貴重な作品群、世界で3本の指に入るピカソのコレクションに加えて、表現主義や新即物主義といったドイツ近現代美術の名品、そして写真史を網羅する写真コレクションなどから構成されている。
このように質・量ともに充実したルートヴィヒ美術館のコレクションは、市民のコレクターたちによる寄贈を軸に形成されたものであった。なかでも、館名に名を冠するルートヴィヒ夫妻の寄贈による作品群は、ポップ・アートやロシア・アヴァンギャルド、ピカソの優品など、同館のコレクションの中核をなすものである。
「ルートヴィヒ美術館展 20世紀美術の軌跡─市民が創った珠玉のコレクション」では、ルートヴィヒ美術館のコレクションの代表的な作品を、寄贈に関わったコレクターたちに光をあてつつ紹介。ワシリー・カンディンスキー、カジミール・マレーヴィチ、パブロ・ピカソ、アンディ・ウォーホル、ロイ・リキテンスタイン、モーリス・ルイスなど、油彩や彫刻、立体作品、映像、写真を含む珠玉の作品から、20世紀初頭から現在に至る美術史の展開をたどってゆく。
「ルートヴィヒ美術館展 20世紀美術の軌跡─市民が創った珠玉のコレクション」
会期:2022年10月14日(金)〜2023年1月22日(日)
会場:京都国立近代美術館
住所:京都府京都市左京区岡崎円勝寺町
開館時間:10:00〜18:00(金曜日は20:00まで)
※入館は閉館30分前まで
休館日:月曜日(12月26日(月)、1月9日(月・祝)は開館)、12月29日(木)〜1月3日(火)
観覧料:一般 2,000円(1,800円)、大学生 1,100円(900円)、高校生 600円(400円)、中学生以下無料
※( )内は前売および20名以上の団体料金
※前売券は、8月22日(月)から10月13日(木)まで販売
※開館時間などは変更となる場合あり(来館前に最新情報を確認のこと)
※一部東京会場のみでの展示作品あり
【問い合わせ先】
京都国立近代美術館
TEL:075-761-4111 (代表)