特別展「江戸東京博物館コレクション──東京の歩んだ道」が、江戸東京たてもの園にて、2022年6月25日(土)から2023年2月12日(日)まで開催される。
特別展「江戸東京博物館コレクション──東京の歩んだ道」は、2022年4月から長期休館に入った東京都江戸東京博物館の常設展をコンパクトにまとめ、東京が歩んできた歴史を紹介する展覧会だ。
東京では、約16,000~38,000年前の旧石器時代の遺跡が見つかっている。その後、時代を重ねるごとに、東京はさまざまな姿に変貌していった。1590年(天正18)には、関東に入った徳川家康が江戸を本拠地とし、1603年(慶長8)にはこの地に、以後約260年にわたって続く江戸幕府を開くことになる。
明治時代に入ると、新政府の主導のもと、東京では近代国家にふさわしい首都の建設が進められた。そして、西洋の知識や技術が積極的に導入され、近代都市へと変貌してゆく。しかし、1923年(大正12)の関東大震災や、1945年(昭和20)の東京大空襲により、東京は2度にわたって甚大な被害を被ることになる。終戦直後、人びとは物不足と食糧難に苦しんだが、国内の製造業は徐々に復興し、昭和30年代頃からは高度経済成長期に入り、東京は急速な発展を遂げていった。
本展では、江戸東京博物館で展示されていた資料や模型に加え、江戸東京たてもの園の前身にあたる武蔵野郷土館が収集した資料も交えつつ、東京が歩んできた歴史をたどってゆく。
特別展「江戸東京博物館コレクション──東京の歩んだ道」
会期:2022年6月25日(土)~2023年2月12日(日) 一部資料の展示替えあり
会場:江戸東京たてもの園 展示室
住所:東京都小金井市桜町3-7-1 都立小金井公園内
開園時間:
・9月30日(金)まで=9:30~17:30
・10月1日(土)から=9:30~16:30
※入園はいずれも閉園30分前まで
休園日:月曜日(月曜日が祝休日の場合はその翌日)、年末年始(2022年12月25日(日)~2023年1月1日(日・祝))
観覧料:一般 400円(320円)、65歳以上 200円(160円)、大学生(専修・各種含む) 320円(250円)、高校生・中学生(都外) 200円(160円)、中学生(都内在学または在住)・小学生・未就学児童 無料
※( )内は20名以上の団体料金
※身体障害者手帳、愛の手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、被爆者健康手帳の所持者とその付添者2名は無料
※オンラインによる事前予約(日付指定)が可能
【問い合わせ先】
江戸東京たてもの園
TEL:042-388-3300 (代表)