ウィリアム・シェイクスピアの戯曲「ロミオとジュリエット」をベースに、レナード・バーンスタインが作曲、スティーヴン・ソンドハイムが作詞を手がけたブロードウェイ・ミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー』。2022年にはスティーヴン・スピルバーグが監督と製作を務め、2度目の映画化を実現した。そんな名作ミュージカルが2023年7月に来日する。
ブロードウェイ・ミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー』
日程:2023年7月5日(水)~7月23日(日)
会場:東急シアターオーブ(渋谷ヒカリエ11階)
イギリスの作家J.K.ローリングの小説『ハリー・ポッター』シリーズの演劇版となる『ハリー・ポッターと呪いの子』は、全7巻の小説のうち最終巻である『ハリー・ポッターと死の秘宝』の19年後を描いた作品。2023年の上演期間中は、主人公のハリー・ポッターを石丸幹二と向井理が演じる。
■演劇『ハリー・ポッターと呪いの子』
上演期間:~2023年5月31日(水)※23年6月以降も上演予定
会場:TBS赤坂ACTシアター
舞台『橋からの眺め』は、20世紀を代表するアメリカの劇作家アーサー・ミラーが手掛けた社会派ドラマ。違法移民の従兄弟家族を受け入れたことで一家に巻き起こる悲劇を描いた作品だ。主演は、13年ぶりの舞台出演となる伊藤英明。
■パルコ・プロデュース2023『橋からの眺め』
東京公演
期間:2023年9月2日(土)~9月24日(日)
会場:東京芸術劇場 プレイハウス
※その後、北九州、広島、京都公演を実施。
「チェンソーの悪魔」ポチタを身に宿した少年デンジが、デビルハンターとして活躍する姿を描く、藤本タツキによるダークヒーローアクション漫画『チェンソーマン』が舞台化。脚本・演出は、MANKAI STAGE『A3!』シリーズ、「BANANA FISH」The Stageなど、数々の人気作品の舞台化を手掛てきた松崎史也が務める。主人公のデンジ役は土屋直武。
■舞台「チェンソーマン」ザ・ステージ
上演時期:2023年9月~10月
上演場所:東京・京都
チケット一般発売日:2023年8月19日(土)
「近代演劇の父」と称されているノルウエーの劇作家ヘンリック・イプセンにより1886年に書かれた舞台『ロスメルスホルム』。今回は演出を、2019年読売演劇賞大賞・最優秀演出家賞に輝いた栗山民也が手掛け、主演を森田剛が務める。
■舞台『ロスメルスホルム』
<愛知公演>
上演時期:2023年10月
※その後、福岡・兵庫・東京公演を実施。
ビートたけしがまだ何者でもなかった青年時代のとある夏の日々を描いた青春自伝小説『浅草キッド』。舞台版では福原充則が演出を務め、北野武役を林遣都、師匠・深見千三郎役を山本耕史が演じる。
■音楽劇『浅草キッド』
上演時期:2023年10月~11月
上演場所:明治座、新歌舞伎座、愛知県芸術劇場 大ホール
コミック『NARUTO-ナルト-』を舞台化したライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」がシリーズ完結へ。“無限月読”を実現させようと十尾を復活させた「うちはマダラ」と「うちはオビト」の計画を阻止するべく、「うずまきナルト」たち忍連合軍が奮闘する最終決戦を描く。
■ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」~忍の生きる道~
神奈川公演
期間:2023年10月8日(日)~10月11日(水)
場所:KAAT神奈川芸術劇場〈ホール〉
※その後、兵庫、東京公演を実施。
孫悟空を中心に、三蔵法師一行が天竺を目指す長い旅路を描いた名作『西遊記』を、堤幸彦の演出によって舞台化。主演・片岡愛之助が孫悟空役を演じる。
■日本テレビ開局70年記念舞台『西遊記』
上演時期:2023年11月3日(金・祝)~
会場:大阪・オリックス劇場、福岡・博多座、名古屋・御園座、東京・明治座
舞台『月とシネマ2023』は、とある町にある映画館を舞台にしたハートフルコメディ。キャストには、中井貴一、なにわ男子の藤原丈一郎、永作博美が名を連ねる。
■舞台『月とシネマ2023』
<東京公演>
上演時期:2023年11月6日(月)~11月28日(火)
会場:パルコ劇場(渋谷パルコ8階)
チケット発売日:2023年10月1日(日)
<大阪公演>
上演時期:2023年12月3日(日)~12月10日(日)
会場:森ノ宮ピロティホール
チケット発売日:2023年10月29日(日)
今からおよそ600年前、長きにわたるイングランドとの戦争(百年戦争)に疲弊したフランスに颯爽と登場し、目覚ましい活躍を遂げた後、わずか2年で火刑によりこの世を去った少女の物語を描いた作品『ジャンヌ・ダルク』。2014年以来、9年ぶりに再演となる今回は、舞台初出演の清原果耶が主演を務める。
■舞台『ジャンヌ・ダルク』
<東京公演>
期間:2023年11月28日(火)~12月17日(日)
会場:東京建物 Brillia HALL
チケット一般発売日:2023年9月9日(土)10:00~予定
<大阪公演>
期間:2023年12月23日(土)~12月26日(火)
会場:オリックス劇場
チケット一般発売日:未定
人気漫画『鬼滅の刃』を舞台化した「舞台『鬼滅の刃』」のシリーズ4作目「舞台『鬼滅の刃』其ノ肆 遊郭潜入」が上演される。主人公・竈門炭治郎役は、シリーズ1作目から同役を務めてきた小林亮太に代わり、ミュージカル『刀剣乱舞』や『演劇調異譚「xxxHOLiC」』など数多くの舞台やミュージカルに出演している阪本奨悟が担当。
■「舞台『鬼滅の刃』其ノ肆 遊郭潜入」
公演時期:2023年11月・12月
場所:大阪・東京
巨匠・筒井康隆による傑作小説『ジャズ大名』を千葉雄大と藤井隆を出演に迎え、演出家・福原充則が舞台化。江戸末期を舞台に、アメリカから漂着した黒人奴隷と音楽好きの藩主が、城中でジャム・セッションを繰り広げる姿を描いた奇想天外なコメディを届ける。
■KAAT神奈川芸術劇場プロデュース『ジャズ大名』
日程:2023年12月9日(土)~12月24日(日)
会場:KAAT神奈川芸術劇場<ホール>
『呪術廻戦』の舞台第2弾「『呪術廻戦』 -京都姉妹校交流会・起首雷同-」。東京校のメンバーが京都府立呪術高等専門学校のメンバーと呪術で競い合う交流会の様子を描いた「京都姉妹校交流会」と、虎杖悠仁・伏黒恵・釘崎野薔薇の高専1年生のメンバーを中心に物語が展開する「起首雷同」のエピソードを描く。
■舞台「『呪術廻戦』 -京都姉妹校交流会・起首雷同-」
上演時期・地域:2023年12月~2024年1月 東京・兵庫
1998年のスタート以来、話題作を発表し続けてきた彩の国シェイクスピア・シリーズが、舞台『ジョン王』で真の完結を迎える。演出はシリーズ2代目芸術監督の吉田鋼太郎が担当し、主演は小栗旬が務める。また、女性の登場人物含めすべての役を男性キャストが演じる“オールメール”公演となる。
■演劇『ジョン王』
<東京公演>
期間:2022年12月26日(月)~2023年1月22日(日)
会場:Bunkamuraシアターコクーン
チケット一般発売:9月28日(水)11:00~
※その後、愛知、埼玉、大阪公演を実施。
『宝飾時計』は、女性ならではの独特な視点で描いた作品を生み出している根本宗子と、ジャンルを問わず話題作に出演し続けている高畑充希の初タッグによる新作舞台。生き方に悩むすべての人に向けて、子役出身の女優にフィーチャーした新しい物語を届ける。ケイスケ カンダ(keisuke kanda)のデザイナー・神田恵介が担当する衣裳にも注目だ。
■演劇『宝飾時計』
<東京公演>
上演期間:2023年1月9日(月・祝)~29日(日)
会場:東京芸術劇場プレイハウス
チケット発売日:2022年10月5日(水)11:00
※2月に大阪・鳥栖・愛知・長野にてツアー公演を実施
紀元前、春秋戦国時代を描いた原泰久による人気漫画『キングダム』が遂に舞台化。アニメ化・映画化もされた人気コミックを「信」役に三浦宏規と高野洸、秦国王「嬴政」と「漂」の二役に小関裕太と牧島輝を迎え、帝国劇場で上演する。
■演劇『キングダム』
公演期間:2023年2月5日(日)~2月27日(月)
会場:帝国劇場
チケット発売日:2022年12月3日(土)
※その後、大阪、福岡、北海道公演を実施。
『ケンジトシ』は、宮沢賢治と彼の妹トシを新たな視点から描いた劇作家・北村想のオリジナル戯曲。数多くの童話や詩を残した宮沢賢治と、最先端の女子教育を受けた才女であり宮沢賢治の創作インスピレーションでもあったトシの瑞々しい物語を描いた作品だ。中村倫也や黒木華が出演。
■シス・カンパニー公演『ケンジトシ』
東京公演
期間:2023年2月7日(火)~2月28日(火)
場所:シアタートラム
大阪公演
期間:2023年3月3日(金)~3月10日(金)
場所:サンケイホールブリーゼ