2024年に上演予定の舞台から“おすすめ演劇(ストレートプレイ)”を特集。東宝主催公演『千と千尋の神隠し』から人気演目『刀剣乱舞』まで、東京・大阪・福岡で上演される2024年の注目の芝居を公演スケジュール・劇場・キャスト・チケット情報とあわせて紹介する。人気演目のチケットは発売日当日に完売になることもあるので、観劇したい作品はいち早くチェックしてほしい。
宮崎駿が監督を務めたスタジオジブリの名作映画『千と千尋の神隠し』を舞台化した、東宝主催公演が2024年に再演される。千尋役は初演に引き続き橋本環奈と上白石萌音が続投するほか、川栄李奈と福地桃子がオーディションを経て、新・千尋役として出演する。
上演時期:2024年3月~6月
会場:帝国劇場(東京)、御園座(名古屋)、博多座(福岡)、梅田芸術劇場メインホール(大阪)、札幌文化芸術劇場 hitaru(北海道)
『刀剣乱舞 ONLINE』を原案とした舞台『刀剣乱舞』の新作公演は、脚本・演出を末満健一が担当。出演者には、加州清光役・松田凌、大和守安定役・植田圭輔、和泉守兼定役・田淵累生、堀川国広役・小西詠斗、長曽祢虎徹役・松田岳、監査官役・内藤大希が名を連ねる。
上演時期:2024年6月~7月
場所:東京・大阪・福岡
2022年から上演されている人気演劇『ハリー・ポッターと呪いの子』が2024年も引き続き上演される。劇中では、イギリスの作家J.K.ローリングの小説『ハリー・ポッター』シリーズの最終巻、『ハリー・ポッターと死の秘宝』の19年後を描く。
上演時期:~2024年6月末
会場:TBS赤坂ACTシアター(東京)
孫悟空を中心に三蔵法師一行が天竺を目指す長い旅路を描いた名作を原作とした舞台作品『西遊記』の“令和版”が上演へ。片岡愛之助が主演を務め、演出は堤幸彦が務める。
上演期間:2024年1月6日(土)~28日(日)
会場:明治座(東京)
舞台『インヘリタンス-継承-』は、2015~18年のニューヨークを舞台に、1980年代のエイズ流行初期を生きた60代、HIVと共に生きる30代・20代の3世代のゲイの人々が織りなす愛の物語を描いた作品。“前後篇6時間半”で構成された長編作品が遂に日本初演を迎える。演出は熊林弘高。出演には、福士誠治をはじめ、田中俊介、新原泰佑、柾木玲弥、篠井英介、山路和弘らが名を連ねる。
<東京公演>
期間:2024年2月11日(日・祝)~2月24日(土)
会場:東京芸術劇場プレイハウス
チケット一般発売日:2023年11月25日(土)
※その後、大阪公演、北九州公演を実施。
草彅剛が主演を務めるシス・カンパニー公演『シラの恋文』は、エドモン・ロスタンの戯曲にも描かれた、実在の人物で剣豪のシラノ・ド・ベルジュラックを着想源に、劇作家・北村想が書き下ろした作品。結核療養施設・サナトリウムにやってきた新参者の男・鐘谷志羅(かなたに・しら)と様々な事情を抱えた住人たちの物語が描かれる。
<東京公演>
期間:2024年1月7日(日)~1月28日(日)
会場:日本青年館ホール