海の中道海浜公園の「光と風の広場」が、自然を満喫できる宿泊施設やレストラン、九州最大級のアスレチックタワーなどが常設される施設として2022年3月15日(火)に生まれ変わる。施設内には、“泊まれる公園”「イン・ザ・パーク(INN THE PARK) 福岡」が誕生する。
「海の中道海浜公園官民連携推進事業」として、三菱地所をはじめ4社の事業体のもと進められてきた、福岡県東区に位置する海の中道海浜公園の再整備。それにより、海の中道海浜公園の「光と風の広場」が「パーク・ツーリズム」をテーマとする滞在型レクリエーション施設として生まれ変わり、施設内には“泊まれる公園”をコンセプトとする公園一体型宿泊施設「イン・ザ・パーク 福岡」が誕生する。
「パーク・ツーリズム」とは、公園そのものが観光の目的地となる取り組みのことで、公園を起点に、地域の魅力を文化的交流や体験型コンテンツにより伝えることを目的としている。
今回の再整備により、宿泊施設だけでなく、九州の食の魅力に出逢えるレストラン、 九州最大級の規模を誇るアスレチックタワーなどを常設。また、海浜部を活用したカヌーやサップ、 ホーストレッキングなど多彩なアクティビティも展開し、“憩う”“学ぶ”“遊ぶ”体験を提供する。
本公園を最大限に楽しむための拠点は、公園と一体化した宿泊施設「イン・ザ・パーク 福岡」。球体テントをメインに、グランピング、シーサイドキャビン、スイートルームといった4つのタイプで30棟を整備する。
2階建ての建物のほどの高さ、最大直径6メートルの球体テントは、「イン・ザ・パーク」の代表的なスタイル。心地よい中の空間だけでなく、夜に発光して生み出す幻想的な外からの風景も魅力的だ。
4月から11月にオープンするグランピングスタイルの客室は、博多湾に面した大きな開口と専用の屋外テラスが特徴で、2室同時利用もできるので、家族やグループ旅行といった大人数にも対応。テントの外には専有できるリビングやダイニングを備え、BBQグリルを使用する本格的なコース料理「アウトドアガストロノミー」を部屋食で楽しむことができる。
カップルやおひとり様におすすめしたいのはシーサイドキャビンの客室。壁一面の窓から、太陽に煌めく海の風景と博多の夜景が臨める特別感満載の空間で、開放的な気分を味わうことができる。
より特別なひと時を過ごすなら、博多湾が一望できるスイートルームを選んでみては。静かな場所に位置する、専用の屋外テラスとお風呂が備えられており、プライベート感のあるひと時を楽しめる。食事は専用テラスにてグランピングと同様のコース料理「アウトドアガストロノミー」を提供する。
レストランとバーベキュー場は、既存のサイクリングセンターをリノベーションして営業。福岡をはじめとした九州産の多様な食材や素材、その生産者にスポットを当て、地元の食材や地域の魅力に出会える場を提供する。いずれも昼と夜で異なるコンセプト・使い方となり、時間帯によって違う楽しみ方ができるのが嬉しい。