ジブリパークは、音楽を主軸にした新イベント「ジブリパークの音響世界」を2024年11月2日(土)から4日(月)まで、11月15日(金)から17日(日)までの計6日間限定で開催する。

ジブリ映画の音響世界を体感

スタジオジブリの世界を表現した愛・地球博記念公園内の公園施設・ジブリパークは、2024年11月で開園2年を迎える。「ジブリパークの音響世界」は、スタジオジブリ作品において重要な要素を担う音楽にフォーカスした新イベント。パーク内を散策しながら、音楽を通じて映画の世界を追体験することができる。

目の前の風景と連動した音楽、映画の世界に没入

来場者は専用のイヤホンとカバンを身に着け、公園内にある音楽ポイントである通称「音の芽」を探していく。ジブリパークエリアだけでなく、愛・地球博記念公園全体にわたって「音の芽」は設置されており、スタジオジブリ作品に登場する象徴的な建物やエリア間をつなぐ園路など、全50箇所以上で「音の芽」を見つけることができる。

「音の芽」に辿り着くと、目の前の景色と連動したジブリ映画の音響が、オープンフィットのイヤホンから周囲の自然音と一体化した形で流れてくる仕組み。

たとえば、映画『耳をすませば』に登場する地球屋の近くにある「音の芽」に辿り着くと、登場人物の天沢聖司が奏でるバイオリンの音色が地球屋の方角から聴こえてくる。流れてくる音に耳を傾けていると、いつの間にか物語の世界に入りこんだかのような没入感を味わえるのが醍醐味だ。目の前に広がる現実世界と、脳内の音響世界を掛け合わせた、“ジブリ音楽トリップ”をぜひ体感してみてほしい。

記念撮影に使える特典クリアカード

なお、来場者には特典として「音響世界のさんぽカード」を配布。クリアカード仕様になっているため、目の前に広がる風景を背景にしつつ、フレームとして特別な写真撮影を楽しむことができる。

位置情報と機材の小型化、アプリ連携で随一の音響世界を実現

「ジブリパークの音響世界」のプロデューサーを務めるのは、映画『竜とそばかすの姫』や映画『モテキ』、アニメ『血界戦線』、Netflix「First Love 初恋」シリーズなども手掛けた、音楽家・岩崎太整。岩崎は「ジブリパークの音響世界」について「来園者の行動に寄り添って“音響世界”が開かれ現実と映画が共存する空間を生み出し、全く新しい体験をもたらす取り組みだ」とコメントを寄せており、随一の音響世界に凝縮された、こだわりがうかがえる。

「ジブリパークの音響世界」を実現させる鍵となったのは、全球測位衛星システムを活用した「高精度GNSS」という技術。誤差数cm単位での位置情報の算出と機材の小型化を叶え、さらに音響再生アプリと連携させることで、聴こえる音楽、聴こえ方が体験者の視覚情報に連動する仕組みを可能にした。

【詳細】
新イベント「ジブリパークの音響世界」
開催期間：2024年11月2日(土)～4日(月)、15日(金)～17日(日) 6日間限定
場所：ジブリパークを含む愛・地球博記念公園内 ※「ジブリの大倉庫」をのぞく
住所：愛知県長久手市茨ケ廻間乙1533-1
料金：有料(事前申込制)

■チケット詳細 ※いずれも日時指定券。
受付時間：午前／開園時刻～11:00 ※返却13:00まで ／ 午後／13:00～15:00 ※返却17:00まで
※両券種ともに定員に達し次第、販売を終了。
※このほか、購入にあたる注意事項はBoo-Wooチケットで詳細を確認。
・単独チケット︓ジブリパークの音響世界 ※ジブリパークエリアに入場するためには別途、各種入場券が必要
発売日：10月26日(土) ※6日間分を一斉発売
価格：大人・子ども 平日 ／ 土・日・休 1,500円
※ジブリパークのチケットを持っていない場合にも、公園を散策しながら楽しむことができる。また、ジブリパーク大さんぽ券プレミアムとその他の券種では、体験可能エリアが一部異なる。
・セット券︓ジブリパークさんぽ券＜ジブリパークの音響世界付き＞ ※ジブリパークさんぽ券がセットのチケット
発売日：10月26日(土)～順次 ※入場日の7日前17:00～随時チケットを発売。
料金：大人 平日 3,000円／ 土・日・休 3,500円、子ども 平日 2,250円／土・日・休 2,500円
※「ジブリパークの音響世界」体験とジブリパークの「青春の丘」「どんどこ森」「もののけの里」「魔女の谷」の屋外4つのエリアをまわることが可能。