ヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivienne Westwood)が、イギリスのヴァージン アトランティック航空のアイコンである赤いユニフォームの新デザインを手掛けることを発表した。
新しいユニフォームは、ヴィヴィアン・ウエストウッドらしいサビル・ロウの伝統的なテーラリング技術と、1940年代のオートクチュールにおけるカッティング技術をベースにデザイン。そこにヴァージン アトランティック航空のキャビンクルーらしいグラマーでスタイリッシュなイメージが取り入れた。
女性キャビンクルーのユニフォームは、シェイプとサイズが身体にぴったりとフィットする女性らしい魅惑的なシルエット。スーツのカラーは企業のアイコンであるヴァージンレッド。また、ペンシルスカートは、正面からはシンプルなラインに見えるが、背面にはセクシーなダーツとダブルプリーツが入っている。
男性クルーのユニフォームは、シャープなサビル・ロウスタイルのスリーピーススーツ。深みのあるワインレッドのウール素材を用いたジャケットのポケットと折り襟部分にはグレーのウールが影のように施される等、細部へのこだわりが伺える。イギリスの伝統的なスタイルに、現代的なテイストを加えたデザイン。
2013年7月にはキャビンクルーの他、パイロットや「ヴァージン ホリディ」のスタッフなど7,500名以上の職員が新しいユニフォームを受け取り、ユニフォームの試着が始まる。その後、クルーからの実用性や着心地などのデザインに関するフィードバックを経て、2014年に新ユニフォームが正式に導入される予定だ。