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展覧会「水野美術館コレクション 美しNIPPON」京都で、横山大観や上村松園など近代日本画を展示

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展覧会「水野美術館コレクション 美しNIPPON」が、京都駅ビル内・美術館「えき」KYOTOにて、2020年7月4日(土)から8月2日(日)まで開催される。

近代日本画のコレクションを展示

横山大観 《鶉》 大正14(1925)年 水野美術館蔵
横山大観 《鶉》 大正14(1925)年 水野美術館蔵

「水野美術館コレクション 美しNIPPON」では、近代日本画に魅了された、ホクト株式会社の創業者・水野正幸による日本画のコレクションを紹介。水野美術館は、水野正幸が長年かけて蒐集したコレクションをもとにした日本画専門の美術館だ。

川合玉堂 《清湍釣魚》 昭和24(1949)年 水野美術館蔵
川合玉堂 《清湍釣魚》 昭和24(1949)年 水野美術館蔵

水野美術館コレクションの中でも、横山大観、菱田春草、上村松園など、近代日本画の巨匠たちによる選りすぐりの名品が集結。春夏秋冬の季節の移ろいが織りなす“日本の美”、四季を彩る女性たちを描き出した作品の数々を楽しめる。

橋本雅邦 《紅葉白水》 明治35(1906)年 水野美術館蔵
橋本雅邦 《紅葉白水》 明治35(1906)年 水野美術館蔵

形の無い空気や光の存在を感じられる、紅葉と清流を奥行きのある色彩で描いた橋本雅邦の《紅葉白水》など、日本画特有の表現の数々が登場。紙や絹の質感、岩絵具の顔料のきらめき、墨独特のにじみなど、素材を生かした作品が見て取れる。ぼかしの技法である「朦朧体(もうろうたい)」や、狩野派、琳派から伝統を継承する表現にも注目したい。

上村松園 《夕べ》 昭和10(1935)年頃 水野美術館蔵
上村松園 《夕べ》 昭和10(1935)年頃 水野美術館蔵

さらに、1つの組み作品に複数の季節を表現した春秋図、上村松園や鏑木清方が築き上げた「美人画」なども展示。日本画の織り成す「和の美」に浸ることができそうだ。

【詳細】
水野美術館コレクション 美しNIPPON
会期:2020年7月4日(土)~8月2日(日)
会場:美術館「えき」KYOTO
※京都駅ビル内・ジェイアール京都伊勢丹7階隣接
住所:京都府京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町
開館時間:10:30~19:30
入館締切:閉館30分前
入館料:一般 900円(700円)、 高・大学生700円(500円)、 小・中学生500円(300円)
※( )内は前売料金。「障害者手帳」提示の本人と同伴者1名は、当日料金より各200円割引。
前売券販売期間:~2020年7月3日(金)まで
販売場所:チケットぴあ(Pコード992-762)、 ローソンチケット(Lコード52651)
※美術館チケット窓口での販売はなし。

【問い合わせ先】
TEL:075-352-1111(ジェイアール京都伊勢丹大代表)

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