サルヴァトーレ フェラガモ(Salvatore Ferragamo)が、クリエイティブ・ディレクター、マッシミリアーノ・ジョルネッティの監修のもと、フェラガモのアイコンシューズをモチーフにしたミニチュア・ジュエリー・コレクション「Miniature Preziose」を発表した。

「Miniature Preziose」は1930年代から1960年代にサルヴァトーレ・フェラガモによって生み出された、数々のアイコニックなシューズのデザインを18K のペンダントとして表現したもの。当時の未来派画家ルチオ・ヴェンナのデザインによるロゴまで精巧に再現され、シューズの裏面には、シューズの名前と制作された年度を刻印。

「カルメン(Carmen)」は、ブロードウェイの歌姫、カルメン・ミランダの為に作られたシューズがインスピレーション。ラミネート加工されたレザーのサンダルが、18K イエローゴールドのペンダントとなってよみがえった。ストラップなどのディテールは黒のエナメルで表現している。

「ルネッサンス(Renaissance)」は、ルネッサンス期に作られた木製の厚底ハイヒール(これがハイヒールの元祖とされている)からインスパイアされて作られたフェラガモのシューズ「Sciapin」が原型。18K ゴールドと艶のあるブラックエナメルから成り、スペクタクルに満ちた刺激的なデザインのシューズを再現。「バタフライ(Butterfly)」は、オリエンタルムード豊かな逸品。18K イエローゴールドとブラックオニキスでできたウエッジ部分とのコントラストがエレガント。中国の伝統的衣装の装飾に使われた花のモチーフを手描きでウエッジ部分に施しているところがポイント。

その他に、ジュディ・ガーランドの為に作られたウエッジソールのシューズ「レインボー(Rainbow)」を原型としたコレクションや1959 年に映画｢恋をしましょう｣の主演女優マリリン・モンローのために作られたパンプスを原型とした「レッド(Red)」などが登場する。

“Miniature Preziose”は11 月中旬より銀座本店、及び一部のイベントにて紹介される予定だ。