コム デ ギャルソンが2012年10月23日(火)、東京・南青山のショールームでトリコ コム デ ギャルソン(trict COMME des GARÇONS)のフロアショーを発表した。テーマは「オール ブルー」。
ロマンティックなデニム・ルックを着たモデルたちが、一斉にフロアに登場してショーがスタート。シャーリングをふんだんに効かせたリジッドデニムのワンピースを純白のシャツにレイヤードさせたスタイルが、イノセントでノーブルなイメージを与える。
カーゴやサルエルなど、ワークなテイストのパンツをロールアップさせて、パイソン柄のソールのサンダルを合わせてカジュアルに着こなした。なんと言っても特筆すべきは、シャーリングの美しさ。張り感のあるデニム生地や艶のあるダンガリー生地を繊細にシャーリングさせることで、立体感が際立つ。タックの入ったAラインのブラウスやパフスリーブのトップスは清楚感と甘さを兼ね備え、ボーイズライクなボトムスがそのガーリーさを引き立たせた。
柄もマドラスチェックやドットなどが中心で春夏らしい爽やかな印象。パッチワーク×シースルーなど、テキスタイルのコンビネーションで見せるアイテムや、アシンメトリーなカットソーなどユニークなアイテムがコレクションのアクセントになる。軽やかなシルエットや素材で春の爽やかな風を感じさせる大人のピュア・ガーリーなコレクションだ。