マーガレット・ハウエル(MARGARET HOWELL)の2019-20年秋冬メンズコレクションが発表された。
今シーズンもハリスツイード(Harris Tweed)をはじめとする英国ならではの上質な素材を用いつつも、シルエットやカラーリング、スタイリングによって、マーガレット・ハウエルらしいモダンなコレクションを作り上げている。
生誕から100年以上経ってなお製織と仕上げは昔ながらの製法を継承する職人たちの手によって行っているハリスツイードの生地で仕立てたジャケットは、ゆったりとしたシルエットで提案。英国を代表する伝統的な素材に、新鮮な表情をもたらしている。
ヴィンテージのラグランスリーブニットからインスパイアされたメリノウールカーディガンは、太めのリブが特徴。高い技術力を誇るスコットランドのファクトリーで編み立てた、ハンドニットのようなテクスチャーが自慢だ。
コーディネートに遊び心を加えているのは、イエローやグリーンなどいくつかの色彩で構成されたストライプ柄のネクタイ。ホワイトシャツとアーシーカラーのアウター、ボトムスを組み合わせたクラシカルなルックに、グラフィカルなネクタイでアクセントを効かせている。
ボトムスのロールアップも今シーズンのポイント。これまでにも多用されてきたアプローチではあるが、今季は全てのルックでロングパンツをロールアップし、靴下を覗かせる軽快なスタイリングが提案されている。
2018年秋冬シーズンに人気を博したバブアー(Barbour)とのコラボレーションアウターが再び登場。メンズはバブアーのアーカイブをベースとしたジャケットやコートなど3型が展開される。