「大恐竜展 in なんば ~よみがえる地球の絶対王者~」が、大阪・なんばスカイオにて開催される。会期は2019年4月20日(土)から5月19日(日)まで。
「大恐竜展 in なんば ~よみがえる地球の絶対王者~」では、恐竜の姿を復元したロボットや全身復元骨格などを通して、恐竜の誕生から絶滅までを紹介。最新研究を踏まえ、1億6000万年以上という長い時代を生きた、恐竜の謎に迫る。
最大の見どころは、全長12mのティラノサウルスロボット。アメリカで実際に発掘された「ワンケル」と呼ばれるティラノサウルスの全身骨格から復元された、実物大ロボットを展示する。
アメリカの古生物学者ジャック・ホーナー博士が監修したロボットの動きは、まるで生きている本物の恐竜のよう。あらゆる角度からティラノサウルスの姿を観察することができ、足には触ることもできる。また、足元のトリケラトプスを食べる姿が再現されており、その死骸からは腰の骨の部分を観察することも可能だ。
恐竜が実際に生きていた時にはどのような姿をしていたのか、どのように動いたのか、肉付きや皮膚の質感、色合いはどうだったのか。化石をもとにした様々な研究の成果が、このロボットには反映されている。
ティラノサウルス、ディプロドクスの全身復元骨格も見逃せない。
肉食恐竜の中で最大級の大きさを誇るティラノサウルス。全長は13mにもおよび、太く鋭くとがった大きな歯と頑丈なあご、大きな頭が大きな特徴だ。大きな後肢に比べて前肢は非常に小さく、指も2本しかない。会場では、全長12mを超えるティラノサウルス全身復元骨格と、亜成体(幼体)と考えられる若いティラノサウルスの全身復元骨格を合わせて展示する。
ディプロドクスは、地球の歴史上、最も巨大な陸上動物とされる「竜脚類(りゅうきゃくるい)」と呼ばれるグループの恐竜だ。長い首に小さな頭、大きな胴体、長い尾を持つ「竜脚類」は、ジュラ紀に入ると多様化と巨大化が進んだが、平均的な大きさでその重さは10~30t、巨大なものは40~50tにもなり、80tに及ぶ超巨大竜脚類も存在したという。会場では、北アメリカの中西部から発見された、最大全長が27mに達する巨大恐竜・ディプロドクスの全身復元骨格を紹介する。
その他にも、全身に羽毛を持つ大型のティラノサウルスの仲間として注目されたユティランヌスや、最古の恐竜の1つとされるヘルレラサウルスをリアルに再現した生体復元模型も展示される。
また、本物の恐竜化石に触れるコーナーや、アンモナイト化石の発掘体験など、体験型コンテンツも展開。大型植物食恐竜のものとされる約50cmの巨大ウンチ化石に触ることもできる。
【詳細】
「大恐竜展 in なんば ~よみがえる地球の絶対王者~」
会期:2019年4月20日(土)~5月19日(日) ※会期中無休
開館時間:11:00~18:00
※土日祝休日は10:00開館
※入館は閉館の30分前まで
会場:なんばスカイオ7F コンベンションホール(大阪市中央区難波5丁目1番60号)
※南海「なんば」、大阪メトロ「なんば」、近鉄・阪神「大阪難波」各駅すぐ
料金:一般1,200円(1,000円)、子ども(3歳~中学生)600円(400円)
※カッコ内は前売り料金。前売り券は3月23日から4月19日まで販売。
※障がい者手帳持参者とその介護者1名は無料(要証明)。
※一部内容が変更される場合がある。