小説「アルテミス・ファウル」シリーズ原作の映画『アルテミスと妖精の身代金』が、2020年に全国で公開される予定。
アイルランドの小説家オーエン・コルファーによるSFファンタジー小説「アルテミス・ファウル」シリーズを、ディズニーが映画化。全世界で発行部数2,500万部を超える児童文学小説の大ベストセラー作品だ。
伝説的な犯罪一家に育った12歳の天才少年アルテミス・ファウル2世。コンピュータを駆使して「妖精の書」を解読して妖精の財産を強奪しようとする。しかし、相手となるのはハイテクノロジーを駆使する”可愛くない”武装した妖精たちだった。アルテミスと妖精との戦いを描いたファンタジー作品。12歳のに憎たらしくも子供らしさも見える、新しい“ダーク・ヒーロー”が主人公となる。
物語は、1本の電話から始まる。ある日突然、アルテミスのもとにかかってきた電話――それは行方をくらませた父親を誘拐した犯人からのものだった!要求された身代金は1トンにも及ぶ<フェアリー・ゴールド>。父親を取り戻すべく、アルテミスはその天才的な頭脳で妖精たちの財産強奪を企てるのだが……。いまだかつてない新たな冒険ファンタジーの幕が上がる。
監督は、2015年にディズニー実写版『シンデレラ』を手がけたケネス・ブラナーが務める。監督、俳優として活躍するブラナーは、1989年に映画『ヘンリー五世』でアカデミー監督賞と主演男優賞にノミネート。1995年には『世にも憂鬱なハムレットたち』でヴェネチア国際映画祭の脚本賞である金オゼッラ賞を獲得した。また、マーベルスタジオ『マイティ・ソー』、『オリエント急行殺人事件』など、幅広い作品を手掛けている。
映画『アルテミスと妖精の身代金』
公開時期:2019年秋
監督:ケネス・ブラナー
出演者:フェルディア・ショー、ララ・マクドネル、タマラ・スマート、ノンソー・アノジー、ジョシュ・ギャッド、ジュディ・デンチ
原作:オーエン・コルファー「アルテミス・ファウル 妖精の身代金」(角川文庫)
全米公開:2020年5月
原題:Artemis Fowl
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン