パリのメンズファッションウィークで発表された、クリスヴァンアッシュ(KRISVANASSCHE)の2013年春夏コレクション。年齢、国籍、職業、スタイル、趣味を超えて、男性のワードローブの必須アイテムであるTシャツにフォーカス。このベーシックアイテムに初期のコレクションを思い起こさせるよう遊び心を加え、都会的なスタイルとスポーツの要素を融合させたコレクションを完成させた。
白いポプリンシャツのフロントと襟にジャージーTシャツのパーツを施すなど、異なる要素を様々なバリエーションでコーディネート。ボトムスには、ウエストがドローストリングやゴムになった、センタープリーツのショーツやトラウザーを合わせている。
シティスタイルを象徴するシャツには、サポーターのペナントを思わせるアーガイル状のグラフィックを大胆に配置し、黒のスーツにもベースボールキャップなどでスポーツウェアルックを取り入れた。取り外しできる袖が付いたスウェットシャツやジャケットなど、ジッパーもデザインポイント。ワックスドコットンのパーカやウィンドブレーカーは、紙のような肌触りがユニークだ。
人気のイーストパック(EASTPAK)とのコラボレーションシリーズは、今季で4度目。また、老舗デニムブランド、リー(Lee)とは、2季目のコラボで、プリーツ入りパンツやネクタイなどが登場した。