カルバン・クライン 205W39NYC(CALVIN KLEIN 205W39NYC)の2019年リゾートコレクションが発表された。
チーフ・クリエイティブ・オフィサーのラフ・シモンズの探求心は、若者たちへと向けられた。青春の1ページを刻んだ学生時代、大学生活の中心となったサークル活動、毎日のように袖を通したカレッジジャケット。そういった思い出のピースたちを繋ぐように手繰り寄せ、ファッションへ落とし込む。
象徴的なのは、アメリカを代表する2つの大学とのコラボレーション。カリフォルニア大学バークレー校とイエール大学と提携し、各大学のロゴとエンブレムを起用した。品格を保ったままオリジナルのデザインをアレンジ。ウールジャケットに胸パッチとして配したり、ビックサイズTシャツの中央に大胆にプリントしたり、遊び心溢れる形で新作ウェアに登場させた。
大学生活を象徴するカレッジジャケットは、ラフ・シモンズらしくシルエットで遊んで。身頃をたっぷりとったボディに、力強く曲線的なアームを取り付けてボリューミーなシルエットに整えた。
また、仲間と楽しんだキャンプ、チームスポーツの思い出はファッションに転換。キャンプの夜に使ったシュラフ(寝袋)はキルティングジャケットに変身。ライナーにはチェック柄やボタニカル模様のテキスタイルを使用して、ほんのりチャーミングな要素を加えた。
スポーツの要素は遊び心豊かに取り入れて楽し気に。ボーリング、野球、バスケット、アメリカンフットボールなど、友達と盛り上がった球技から着想を得て、靴やハンドバッグをデザイン。またウィンタースポーツやスキューバダイビングのシーンで用いられたスポーツウェアは、スリムなパンツとしてアップデートし、ポップカラーのラインを配してアグレッシブに仕上げた。
カラーはポップアートにインスピレーションを得て、明るく鮮やかな色彩を中心に。ピンク、イエロー、ブルー、パープルなどポップな色彩が新しいワードローブに華やぎを添えている。