2012年2月24日、レ コパン(Les Copains)が2012ー13年秋冬コレクションをミラノファッションウィークで発表した。新デザイナーに就任したアレッサンドロ・デラクアは、レ コパンの伝統を受け継ぎ、ブランドのシグニチャーでもある、ハイクラスなニットウェアを多く提案した。
カラーパレットは、ブラック、グレー、ダークグリーンにパープルと落ち着いたトーン。細いベルトでウェストマークされたニットアイテムや、ミニ丈のバルーンスカートなど、ベーシックなデザインがフォルムの美しさを惹き立てている。ライトグレーのモンゴリアンファーコートはニットとの切替しによる計算されたボリューム感がラグジュアリーな雰囲気。ミニスカートとホワイトのブラウスがスイートな印象もプラスした。
大きめのチェック柄は、パープルのカラーと相性が抜群。ブラックファーがあしらわれたコートも印象的だ。スワロフスキーとスタッズが添えられたモヘアドレスなどシックで華やかなスタイルや、背中を大きく開けたフェミニンなニットワンピースも登場した。着心地のよいニットアイテムのエレガンスが追求されたコレクションは、 寒さ厳しい冬の日々を、美しく彩ってくれるだろう。