3月5日(土)、国立代々木競技場を会場に、第12回東京ガールズコレクション2011 Spring/Summer(TGC)が開催された。
今回で第12回目の開催となるTGC。開演直前の会場周辺には、この日をずっと待ち望んでいたといわんばかりの “東京Girls"達が列をなしていた。回を重ねるごとにその規模と影響力を増しているTGC。これまでの動員数は何と28万人で、今回の来場者数は約23,000人。さらにGoogleとのコラボレーションによりYou Tubeでのリアルタイム配信&ショッピングも実現。世界への道を着々と広げているといった印象だ。
今コレクションのテーマは、『Tokyo Romantic Fever』。2011年春夏のトレンドである70年代のオプティミスティック(楽観主義)をベースに、Happyで開放的な東京最大のファッションフェスはスタート。
春に咲くフラワーを大胆に使用したコケティッシュスタイル、夏の海岸デートを思わせるようなマリンスタイルが目立った。リバティプリントをあしらったフレアスカートに、レーシーなソックス&シューズ、そして頭には顔よりも大きいかも!?と思う程のリボン。これが今シーズンのフェミニン&コケティッシュな東京スタイルだ。
また、随所にみられたマリン要素は、ボーダープリントやトリコロールカラー使いで現れた。ストローハットにマキシ丈のロングドレス、ハイウエストのショートパンツといったアイテムも今年の夏に流行しそうだ。
トレンドカラーは、レッド、ブルー、イエロー、グリーンといった力強いグラフィカルカラーを使用。それとは対称的に、ホワイトを基調とした開放感溢れるカラーも多くみられた。
まさにオプティミスティックで大胆な70年代を表現したという第12回TGC。3月26日(土)・27日(日)には今コレクションが3D映像で劇場公開され、さらに今年5月には、中国・北京でTGCの開催を予定している。