ロンドン発の人気急上昇中ブランドル・フラックス(Lu Flux)が2011年春夏コレクションを発表した。
オーストリア人画家グスタフ・クリムト(Gastav Klimt)の絵からインスピレーションを受けた今回のコレクションは、ブルー、イエロー、グリーンなどカラフルで暖かみのある色使いで、どこかイングリッシュガーデンを思わせる春夏らしいアイテムが揃った。 今シーズンもデザイナーのルーの得意のモチーフであるパッチワークが至る所に使用されている。
幾何学的でグラフィカルな柄や、ヴィンテージのかわいらしい花柄まで、全てのファブリックに遊び心を忘れないのが彼女らしい。中でもカラフルなリボンを大量に使用し、手作業で編み込みながら作られたドレスとスカートは、今回のコレクションの中で一際目を引く作品となっている。 環境に優しいリサイクルのヴィンテージ布地やオーガニック布地のみを使用し、複雑なテクニックを駆使しながらデザインされたコレクションはウェアラブルかつガーリーで、日本でもますます人気を集めそうだ。
Text by ErinaMaruno