プラダ(Prada)が2015年リゾートコレクションのキャンペーンビジュアルを発表した。歴史を重ね草木の生い茂った厳かな庭の中で、プラダのクラシックなワードローブを女性らしい視点から探求した今シーズン。モノクロのポートレートは、唯一無二のフォトグラファーであるスティーヴン・マイゼルが撮影を手掛けた。

キャンペーンの主役には、輝きに満ちたニューフェイスが起用。新進気鋭のモデル、エイドリアン・ジュライジャー、アイネ・ニーフス、モヤ・マーディが、緻密に計算されたポジションに身を置き、服が全てを語るようなシンプルなポージングをとっている。またモデルたちのフレッシュな表情は、気取らない雰囲気を醸し出す。

ウェアの正確な構造は、丁寧に構成された写真に映し出された。二重にステッチングされたコントラストカラーの糸は、ショートジャケット、ボックススカート、プリーツトラウザー、ベルテッドドレスなどのアイテムを刺繍のように枠取り、洋服の本質的な形を強調している。

さらに今シーズンはブルー、ブラウン、 グリーン、ベージュのストライプやチェックなど、メンズのワークウエアを思い起こさせるようなカラーを用いて、男女の枠にとらわれないエレメントを現代的なバランスとシルエットで再解釈。フレアなパンツやスカートからは、70年代の影響がわずかに感じ取れる。

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