メゾン キツネ(MAISON KITSUNÉ)が2015年春夏コレクションを発表した。
本コレクションのテーマは、「エフォートレス フレンチ スタイル」。シンプル且つ肩の力を抜きながら、コーディネートに自分らしさをプラスするフランス人特有のスタイルをお手本にしている。
そんなエフォートレスなルックを実現するためのカラーパレットは、ネイビーやカーキ、クリーム。差し色に使用されたブルーやレッドが好相性だ。
ベーシックなカラー使いの中にきらりと光るユーモアを演出してくれるのは、ギンガムチェックやキツネの総柄プリント。さらにパームツリーやカットペーパープリントなど、遊び心も忘れない。
また、実はフランス発祥のアイテムであるストライプTシャツやマリンセーター。それらをジャケットの下にさらっとしのばせ普段着にうまくミックスすれば、パリジャンのような気品溢れるコーディネートの完成だ。
アウターはスタジャンやウィンドブレーカー、またウールモヘアのブレザーなど幅広く展開。キャメルのオックスフォードシャツも、アウターとして着用可能だ。
どんなに洋服に気を使っていても、それを気づかせないようにあえて無頓着に装うのが、エフォートレスなフレンチスタイルを演出するポイント。ストリートウェアを洗練されたシックなスタイルに昇華したコレクションとなった。