鶴屋南北…立川談春
江戸時代を代表する歌舞伎狂言作者。馬琴に関わる重要なキャラクター。
<八つの珠を持つ八犬士>
犬塚信乃(いぬづか しの)…渡邊圭祐
犬川荘助(いぬかわ そうすけ)…鈴木仁
犬坂毛野(いぬさか けの)…板垣李光人
犬飼現八(いぬかい げんぱち)…水上恒司
犬村大角(いぬむら だいかく)…松岡広大
犬田小文吾(いぬた こぶんご)…佳久創
犬江親兵衛(いぬえ しんべえ)…藤岡真威人
犬山道節(いぬやま どうせつ)…上杉柊平
玉梓(たまずさ)…栗山千明
里見家を怨み、その怨念で里見家を祟る八犬士の最大の敵。
伏姫(ふせひめ)…土屋太鳳
「八つの珠を持つ者たちをお探しください」と言い残して命を絶つ。八犬士の戦いの発端となる人物。
浜路…河合優実
八犬士の一人・犬塚信乃に想いを寄せる。
劇中では、南北の歌舞伎代表作であり日本一怖い怪談とも言われる「東海道四谷怪談」の初演を再現。当時は、民谷伊右衛門役を七代目 市川團十郎、お岩役を三代目 尾上菊五郎が演じていたこの物語を、歌舞伎役者の中村獅童と尾上右近が200年の時を越えて演じる。
滝沢馬琴は、友人の葛飾北斎を前に構想中の物語を語り始めた。里見家の呪いと戦うために八つの珠を持つ八犬士が運命に導かれるように集結し、過酷な旅に出る物語だ。馬琴の紡ぐ物語に引き込まれた北斎は物語の続きを聴くために事あるごとに馬琴の元を訪れ、2人の奇妙な関係が始まる。その連載は「悪が蔓延る世の中だからこそ完全懲悪を貫く」という馬琴のライフワークとなるが、28年の時を経て、遂にクライマックスに迫った時、馬琴の目が見えなくなり始めてしまう。完成が絶望的な状況の中、義理の娘から意外な申し出が。果たして、物語は完結するのか
【作品詳細】
映画『八犬伝』
公開時期:2024年10月25日(金)
原作:『八犬伝 上・下』山田風太郎(角川文庫刊)
脚本・監督:曽利文彦
出演:役所広司、内野聖陽、土屋太鳳、渡邊圭祐、鈴木仁、板垣李光人、水上恒司、松岡広大、佳久創、藤岡真威人、上杉柊平、河合優実、栗山千明、中村獅童、尾上右近、磯村勇斗、立川談春、黒木華、寺島しのぶ