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展覧会「ブルターニュの光と風」愛知・豊橋市美術博物館で、ゴーギャンなど“ブルターニュ”の絵画を展示

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愛知の豊橋市美術博物館では、リニューアルオープン記念展「ブルターニュの光と風」を、2024年年3月1日(金)から4月7日(日)まで開催する。東京のSOMPO美術館などでも開催された巡回展だ。

ブルターニュの風土や人々を描いた絵画を紹介

リュシアン・レヴィ=デュルメール 《パンマールの聖母》 1896年 カンペール美術館蔵
Collection du musée des beaux-arts de Quimper
リュシアン・レヴィ=デュルメール 《パンマールの聖母》 1896年 カンペール美術館蔵
Collection du musée des beaux-arts de Quimper

フランス北西部のブルターニュ地方は、豊かな自然と、ケルトの伝統を受け継いだ独自の文化で知られている。19世紀から20世紀にかけて鉄道網が発達すると、近代化の進んだパリとは異なる情景に関心を持つ画家が数多くブルターニュを訪れ、荒々しい海や大地、素朴な暮らし、独特の風習などを描くことになった。

アルフレッド・ギユ 《コンカルノーの鰯加工場で働く娘たち》 1896年頃 カンペール美術館蔵
Collection du musée des beaux-arts de Quimper
アルフレッド・ギユ 《コンカルノーの鰯加工場で働く娘たち》 1896年頃 カンペール美術館蔵
Collection du musée des beaux-arts de Quimper

ブルターニュは、政府主催の展覧会「サロン」で活躍した画家を惹きつけるばかりでなく、フランス近代美術史の新しい潮流をも育んでいる。その例が、ポール・ゴーギャンをリーダーとするポン=タヴァン派だ。印象派の点描から離れ、黒い輪郭線で鮮やかな色面を囲む技法「クロワゾニスム」を編みだしたポン=タヴァン派の画家は、こうした非再現的な様式を通して心象的なイメージを描きだすことを試みたのだ。

展覧会「ブルターニュの光と風」では、ブルターニュを主題とする絵画の充実したコレクションを有するフランス・カンペール美術館の所蔵作品を中心に、ブルターニュの風土や人々を描いた絵画約60点を紹介。ウジェーヌ・ブーダンやギュスターヴ・クールベ、ポール・ゴーギャン、モーリス・ドニなど、さまざまな画家による作品を目にすることができる。

展覧会概要

リニューアルオープン記念展「ブルターニュの光と風」
会期:2024年年3月1日(金)~4月7日(日) 会期中無休
会場:豊橋市美術博物館
住所:愛知県豊橋市今橋町3-1(豊橋公園内)
開館時間:9:00~17:00(入場は16:30まで)
観覧料:一般・大学生 1,200円(1,000円)、小学・中学・高校生 600円(400円)
※( )内は前売および20名以上の団体料金
※前売券は、チケットぴあ(Pコード 686-790)ほかにて2月29日(木)まで販売
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の所持者および付添者は無料(ミライロID可)

【問い合わせ先】
豊橋市美術博物館
TEL:0532-51-2882

Photos(2枚)

展覧会「ブルターニュの光と風」愛知・豊橋市美術博物館で、ゴーギャンなど“ブルターニュ”の絵画を展示|写真1 展覧会「ブルターニュの光と風」愛知・豊橋市美術博物館で、ゴーギャンなど“ブルターニュ”の絵画を展示|写真2

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展覧会「ブルターニュの光と風」愛知・豊橋市美術博物館で、ゴーギャンなど“ブルターニュ”の絵画を展示|写真1 展覧会「ブルターニュの光と風」愛知・豊橋市美術博物館で、ゴーギャンなど“ブルターニュ”の絵画を展示|写真2

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