写真家・野口里佳の個展「虹」が、東京・六本木のタカ・イシイギャラリー(Taka Ishii Gallery)にて、2023年9月12日(火)から10月14日(土)まで開催される。
野口里佳(のぐち りか)は、1971年埼玉に生まれ、現在は沖縄に在住する写真家だ。微視と巨視を行き来するような独自の視点、澄んだ色彩と詩情豊かな表現を特徴とする作品を手がけており、2022年に東京都写真美術館で開催された個展をはじめ、国内外の展覧会に参加している。
タカ・イシイギャラリーでの2回目の個展となる「虹」では、近年の映像作品《光る海》に加えて、砂丘で撮影した新作写真約14点を展示。《光る海》は、2021年、野口が暮らす沖縄の浜辺を撮影した映像作品であり、移動が制限される社会状況のもと、海の向こうに思いを馳せつつ、浜辺で起こる小さな出来事を記録している。
一方、新作の写真は、鳥取砂丘などで撮影されたもの。淡い青色の空と砂丘を背景に、パラグライダーに興じる人々を捉えた作品からは、経験したことのない身体感覚に戸惑う様子を見て撮ることができるだろう。
野口里佳「虹」
会期:2023年9月12日(火)〜10月14日(土)
会場:タカ・イシイギャラリー
住所:東京都港区六本木 6-5-24 complex665
開場時間:12:00〜19:00
休場日:日・月曜日、祝祭日
入場料:無料
【問い合わせ先】
タカ・イシイギャラリー
TEL:03-6434-7010